MCUの出力(Y)フラグ

出力(Y)フラグによるMCUのCOMポート設定 (「RUN」モード)

Yには、16点分のI/Oが割り付けられます。I/O番号は、ユニットの装着位置と他のユニットのI/O割り付けにより決まります。

出力信号

名称

説明 (0: OFF, 1: ON)

有効動作モード

COM 1

COM 2

Y10-Y17

Y10-Y17

未定義

デフォルト設定:0 (変更しないでください)

なし

Y18

Y19

RTS信号出力

この出力をONすることにより、MCUと接続している相手側機器の送信を制御できます。

相手側機器からの転送を許可: 0

相手側機器からの送信を禁止: 1

相手側機器からのCTS信号は、フラグ"X8"と"X9"を使ってモニタできます。

RS/CS制御を有効に設定しているときのみ、かつRS232C通信ブロックを使用しているときのみ有効

Y1A-Y1D

Y1A-Y1D

未定義

デフォルト設定:0 (変更しないでください)

なし

Y1E

Y1F

CHリセット要求

Y1EまたはY1FをONすることにより、通信チャンネルをリセットすることができます。

  • 0: リセット要求なし
  • 1: リセット要求あり

この出力信号で1を出力後、入力信号XE/XFでリセット完了を確認してから、0に戻してください。リセット動作は、この信号が立ち上がり時1回のみ動作します。

リセット中は、以下の動作を行います:

  • 1: 送信中止
  • 2: 受信中止
  • 3: 受信バッファのクリア
  • 4: 通信パラメータのリセット
  • 5: エラー情報のクリア(クリア可能なエラーの場合)

この機能は、受信開始前に不要な受信データを削除したり、エラーをクリアしたりするときに使用できます。

プログラム制御による汎用通信

注記

チャンネルのリセットは、以下のいずれかの操作により、自動的に行われます。(これらの場合、リセット完了信号 XE/YFはONになりません)

  • F159_MWRT_PARA命令によって、通信パラメータを設定、変更したとき

  • F159_MTRN命令を使って動作モードの切り替えを行ったとき(プログラム制御による汎用通信とMEWTOCOL-COM スレーブ通信の切り替え)

  • ツールソフトウェアでMCU設定をしている場合に、PLCの電源がONになったとき、あるいはモードを「PROG」から「RUN」に切り替えたとき。

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最終修正日: 2020-11-19このページに関するフィードバックお問い合わせ窓口