Ethernet通信

この接続を使用する前に、IPアドレス、ET-LANユニット、Ethernetについて理解しておく必要があります。

必要に応じて次のパラメータを設定または変更し、コンピュータ側に同じ設定を行ってください。

  1. 「オンライン」 > 「通信設定... 」

    「通信設定」ダイアログボックスが開きます。

  2. 「使用ポート」「Ethernet」を選択します
  3. コンピュータの次の通信パラメータを指定します。
    • 「接続先の設定」
      • 「タイトル」

        コンフィグレーション名は38文字以内で入力してください。この名前は、保存されたコンフィグレーションのリストに使用されます。

      • 「IPアドレス」

        IPアドレスが見つからない場合は、デフォルト値を変更しないでください。

        「接続先選択」

        同じネットワーク内のPLCを検索します。すでに検出されたPLCを選択すると、IPアドレスとポート番号が自動的に入力されます。

        PLCにグローバルIPアドレスが設定されているか、PCとは異なるネットワークにある場合は、手動でIPアドレスを入力します。

      • 「ポート番号」

        10進形式で許可される値を指定します(デフォルト:0)。IPアドレスのポート番号は一意である必要があります。つまり、コンピュータで2回使用することはできません。

  4. 必要に応じて「オプション」で必要な設定を行います。
    • 「接続先がET-LANユニットの場合にチェックを入れてください」

      ET-LANユニットを使用する場合は、このチェックボックスをオンにします。

      Ethernet-RS232C変換器などをご使用の場合は、チェックをはずしてください。

      • 「パソコンの設定」
        • 「ポート番号」

          10進形式で許可される値を指定します(デフォルト:1025)。

        • 「局番(ET-LAN)」

          10進形式で許可される値を指定します(デフォルト:64)。続く宛先の局番(PLC)とは異なる局番を指定します

          (ET-LANユニットが使用されていない場合、「局番(ET-LAN)」の下にある設定は無視されます)。

      • 「接続先の設定」
        • 「局番(C-NET/ET-LAN)」

          10進数形式で1~64の値を指定します(デフォルト:1)。上記のコンピュータの局番とは異なる局番を指定します。(ET-LANユニットが使用されていない場合、「局番(ET-LAN)」の下にある設定は無視されます)。

      • 「タイムアウト設定」
        • 「通信タイムアウト」

          1~950秒の範囲内で設定してください(デフォルト:新規プロジェクトは8、初期化後は15)。

        • 「接続タイムアウト」

          1~180秒の範囲内で設定してください(デフォルト:新規プロジェクトは4、初期化後は60)。

  5. 「OK」
  6. 「オンライン」 > 「オンラインモード」

    接続が確立されます。

    ボタンの説明:

    「OK」

    このボタンを押すと、通信設定が保存されます。ただし、設定された内容はコンフィグレーションのリストに追加されません。コンフィグレーションのリストに追加するには、「OK」を押す前に「この設定を登録する」を押してください。

    「初期化」

    このボタンを押すと、現在表示されている設定内容が初期値にリセットされます。

    「オプション」

    「オプション」ダイアログボックスを開きます。

    「参照」

    別のプログラム(Panasonic Industryアプリケーション)がEthernet経由でPLCと通信しているときに、同じPLCに接続する場合は、「参照」をクリックします。そのPLCにアクセスしているタスク名を選択することにより、簡単に同一のPLCにアクセスすることができます。複雑な設定は必要ありません。詳細は、選択するタスクの設定内容をご参照ください。

    「この設定を登録する」

    このボタンを選択して、現在の設定パラメータをコンフィグレーションのリストに追加します。

    「登録一覧」

    このボタンを選択すると、コンフィグレーションのリストが開きます。

最終修正日: 2023-04-13このページに関するフィードバックお問い合わせ窓口