セキュリティ設定

「オンライン」 > 「セキュリティ設定」を選択すると、PLCのプロテクト内容の設定、およびPLCへのログイン/ログアウトができるダイアログボックスが開きます。

セキュリティ情報

ステータス情報には、PLCのパスワード保護状態が表示されます。

アップロード設定

アップロード不可に設定されているとき、以下の操作はできません:

Control FPWIN Pro7では、この機能を無効にすることができます。ただし、すべてのプログラム、システムレジスタ、パスワード情報が消去されます。

アップロード禁止が設定されている場合、Control FPWIN Pro7のオンライン編集モードでファイルを編集することができます。ただし、FPWIN Pro上のプログラムとPLCのプログラムが一致しなくなります。

PLCプロテクト

新しいパスワードを設定したり既存のパスワードを変更したりできます。パスワードのルール(長さ、大文字、数字)は、PLC機種によって異なります。パスワードがルールに準拠していない場合は、赤色の「X」マークが表示され、パスワードは承認されません。パスワードに使用できる文字の種類などのルールに関する情報は、ツールチップで確認することができます。

  • 必ずパスワードを覚えておいてください。パスワードがないと、パスワードでプロテクトされたPLCのプログラムを読み出すことができません。パスワードリトライ可能回数は、正しいパスワードが入力されるまで、何回繰り返し入力できるかを示します。3回無効なパスワードが入力されたあと、電源を再投入すると、さらに3回入力することができます。FP0HおよびFP-XH (Ethernetタイプ)の場合、再入力の待ち時間は次第に長くなります(10分、30分、1時間)。

  • パスワードを忘れても、サポートチームはパスワードをリセットできません。

  • ログインしていない状態で「プロテクト条件のクリア」ボタンを押すと、パスワードだけでなく、プログラムやコメントメモリに格納されているパラメータも消去されます。この処理には、非常に長い時間がかかることがあります。

「パスワードの設定」

  1. 「新しいパスワードを入力してください」

  2. 「新しいパスワードを再入力してください」のフィールドにパスワードを入力する。

  3. 「パスワードの設定」

    PLCステータスが「パスワードプロテクトされています。」に変わります。

「パスワードの変更」

パスワードを変更するには、ユーザーがログイン状態である必要があります。

  1. 「新しいパスワードを入力してください」

  2. 「新しいパスワードを再入力してください」のフィールドにパスワードを入力する。

  3. 「パスワードの変更」

「プロテクト条件のクリア」

データを失わずにパスワードを消去するには、ユーザーがログイン状態である必要があります。

  1. 設定したパスワードを消去するには、「プロテクト条件のクリア」ボタンを押します。

    PLCステータスが「パスワード未設定」に変わります。

「PLCアクセス」

  1. 「PLCアクセス」を選択します。

  2. PLCにログインするには、「パスワードを入力してください」のフィールドにパスワードを入力し、「ログイン」ボタンを押してください。

    PLCステータスが「パスワードが設定されログイン中です」に変わり、すべてのPLCアクセス操作がパスワードを再入力せずに可能になります。

  3. 「ログアウト」

  4. PLCステータスが「パスワードプロテクトされています。」に変わります。すべてのPLCアクセス操作で「PLCアクセス」ダイアログが表示される状態に戻ります。

FPメモリローダ(FP-X Ver.2.5以上、FPS Ver.3.2以上、FP0Rのみ)

「アップロード不可を設定する」

有効にすると、PLCのプログラムをFPメモリローダ(Ver.2以上)にアップロードすることができません。

FP0R:

「同一パスワードのPLCのみダウンロードを可能にする」

2つのPLCのパスワードが一致している場合のみ、FPメモリローダ(Ver.2以上)を介して、PLCから別のPLCへプログラムを転送することができます。

FP-X V2.5以上、FPS V3.2以上:

「バージョンn未満のPLCにもダウンロードを可能にする」

アップロード禁止とパスワード保護を有効にしている場合、ダウンロードは利用できません。

最終修正日: 2021-11-11このページに関するフィードバックお問い合わせ窓口