FTPクライアント

FTPクライアント機能とは、ファイル転送プロトコルを使用して、PLCとFTPサーバー間でデータやファイルの転送を行なう機能です。

  1. プロジェクトナビゲータで、「FTPクライアント」をダブルクリックする。

「基本設定」

  1. 「FTPクライアント機能を使用する」を有効にすると、FTP設定ダイアログボックスが開きます。
  2. 「追加」を選択すると、FTPサーバー設定ダイアログボックスが開きます。

    4つのFTPサーバーが設定でき、FTPサーバーIDを割り付けることができます。

  3. 以下の設定を入力する:
    オプション 説明
    「FTPサーバ設定」

    接続先IPアドレスまたはホスト名を入力し、ポート番号を指定します。

    「アカウント設定」

    ユーザー名とパスワードを入力します。

    「通信設定」
    • 「SSL3/TSL1の使用」: 有効 / 無効

    • 「オープン方式」: 「Active」/「Passive」

    • 「接続タイムアウト」: 30~300秒

    • 「リトライ回数」: 0~3回

    • 「リトライ間隔」: 10~86400秒/1~1440分/1~24時間

  4. 「次へ」

「FTPファイル送信」

  1. リストから接続先FTPサーバーを選択する。

    「基本設定」で登録されているサーバーが表示されます。

  2. 送信データを「ファイル」または「メモリエリア」から選択する。
  3. 「転送操作」を選択する。

    FTPファイル転送のファイル送付には、「上書き方式」「リネーム方式」があります。

    上書き方式とリネーム方式については、FP_FTP_SET_MODEをご参照ください。

    対象「ファイル」:

    オプション 説明
    「転送後にファイルを削除する」

    転送後にファイルを削除します。

    「転送元」

    SDカードフォルダおよびファイル名を指定します。

    「宛先」

    転送先(FTPサーバー)のログイン相対フォルダとファイル名を指定します。

    転送先「メモリエリア」:

    任意の設定を行います。

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最終修正日: 2020-11-19このページに関するフィードバックお問い合わせ窓口