変数の種類によって、ロギングデータとして出力されるデータやファイルに保存されるデータのフォーマットが異なります。
変数の型とデータフォーマット
データ型 |
範囲またはサンプル |
制限事項 |
|
---|---|---|---|
BOOL |
ビットデータ |
0または1 |
|
UINT |
符号なし16ビット整数 |
0~65536 16#0~16#10000 |
|
INT |
符号付き16ビット整数 |
-32768~32767 |
|
UDINT |
符号なし32ビット整数 |
0~4294967295 16#0~16#FFFFFFFF |
|
DINT |
符号付き32ビット整数 |
-2147483648~2147483647 |
|
WORD |
16進形式16ビット整数 |
16#0~16#FFFF |
|
DWORD |
32進形式16ビット整数 |
16#0~16#FFFFFFFF |
|
REAL |
32ビット浮動小数点型実数 |
-1.175494E-38 |
|
STRING |
1~256の文字列 |
'ABCD' |
データ型STRINGは以下の機種のみ使用できます
|
10進整数(UINT, INT, UDINT, DINT)および16進整数(WORD、DWORD)は、ゼロサプレスのフォーマットで出力されます。
10進整数(UINT)は、小数点出力位置指定値が0のとき5桁、1~4のとき6桁、5のとき7桁で出力されます。
10進整数(INT)は、小数点出力位置指定値が0のとき6桁、1~4のとき7桁、5のとき8桁で出力されます。
10進整数(UDINT)は、小数点出力位置指定値が0のとき10桁、1~9のとき11桁、10のとき11桁で出力されます。
10進整数(DINT)は、小数点出力位置指定値が0のとき11桁、1~9のとき12桁、10のとき13桁で出力されます。
符号付き整数(INT, DINT)では、符号は先頭に出力され、「+」はスペースで置き換えられます。
データ値と小数点出力位置の設定を変更した場合は、出力データの小数点の前後に0が付加されて出力されます。例:
変数の型がUINT、データ値が12345のとき、小数点出力位置5を指定すると、出力値は0.12345となります。
変数の型がUINT、データ値が123のとき、小数点出力位置5を指定すると、出力値は0.00123となります。
コンフィギュレーションファイルの数は、PLCタイプによって異なります。メニューバーにより、「新規作成」、「削除(D)」、「コピー(C)」および「貼り付け(P)」ファンクションを使用することができます。コンフィグレーションファイル間と同様に、「変数」ペインから、ドラッグ&ドロップによって、変数をコピーすることができます。
制限事項
サポートされているデータ型:BOOL, INT, UINT, DINT, UDINT, WORD, DWORD, REAL, STRING
データ型STRINGは以下の機種のみ使用できます
FP0H C32ET/EP V1.90以降
FP7 CPS31/CPS41バージョン4.54以降
FP7 CPS31/CPS41バージョン3.64以降
FP7 CPS21バージョン1.54以降
10進数をサポートしているデータ型:INT, UINT, DINT, UDINT
例:データ値 "12345"®出力値は小数点以下5位を持つ0.12345
機能 |
FP7 |
FP0H |
FP-XH |
---|---|---|---|
コンフィギュレーションの最大数 |
16, Log0–Log15 |
4, Log0–Log3 |
|
変数の最大数 |
500 |
182 |
182 |
ファイルごとの最大サンプル数 |
1000000 |
60000 |
40000 |
フォルダあたりの最大ファイル数 |
2000 |
2000 |
1500 |
「データ名」列の最大バイト数 |
16 |
||
「コメント」列の最大バイト数 |
8 |
||
「単位」列の最大バイト数 |
8 |