バッファメモリの定義が完了したら、トレースするデータと保存するファイルの形式を設定します。
ファイル形式やトレースするデバイスデータは、バッファメモリごと(LOG0–LOG15)に設定します。
LOGタブには、以下の項目を設定します。
一般
項目
設定範囲
説明
「トレース」を選択する
8~1024
バッファサイズを選択する
「トレース完了後、SDカードにバッファの内容をファイル保存する」
0x20から0x7EのすべてのASCII文字を使用することができます。
ファイル名を設定する。
有効 / 無効
データロギングを開始する条件を選択する。
有効: 「RUN」モードに変わったとき、データロギングを開始します。
無効: データロギングは、プログラミングツール、あるいは、ユーザプログラム内でFP_LOGTRACE_START/FP_LOGTRACE_STOP命令を実行することにより、開始/停止します。
サンプリングのトリガにビットを使用する場合に選択します。トリガビットの指定には、グローバル変数またはシステム変数を入力します。
トレース動作は、スキャンの最後に条件が満たされているときに実行されます。
サンプリングのトリガとしてFP_LOGTRACE_SAMPLE命令の実行を使用する場合に選択します。
指定した時間の経過後に、サンプリングを実行する場合に選択します。
周期を入力します。使用可能な時間単位は、「ms」、「s」、「min」、「 h」です。
単位が「s」または「min」の場合、サンプリングのトリガを毎時0分0秒に調整します。単位が「h」の場合、サンプリングのトリガを毎日0時0分0秒に調整します。
「トレース停止」
「ビット」/「バッファフル」
「ビット」: サンプリングの停止にビットを使用する場合に選択します。アドレスを入力するか、「変数」ペインから変数を選択します。例) sys_bIsLog0Done
「バッファフル」:
サンプリングの停止にバッファのフル状態を使用する場合に選択します。バッファサイズは、ダイアログの「一般」セクションで指定されます。
停止トリガ検出後のサンプリング数を指定します。
トレース機能停止後にバッファの内容を保存したい場合は、「トレース完了後、SDカードにバッファの内容をファイル保存する」チェックボックスを選択します。
FP_LOGTRACE_START
FP_LOGTRACE_STOP
バッファメモリの定義