トレース動作中に、カードカバーを開いたときの動作は以下のようになります。
システムリレーの動作
トレース動作の停止条件が成立すると、システム変数”データロギングアクティブ”(sys_bIsLog0DataRecordingActive~sys_bIsLog15DataRecordingActive)はFALSEとなりますが、システム変数”SD カードロギングアクティブ”(sys_bIsLog0LoggingToSDCardActive~sys_bIsLog15LoggingToSDCardActive)はTRUEの状態を保持します。
SDメモリカードが装着されていない間も、トレースしたデータはバッファ(RAM)に格納され続けます。バッファ(RAM)が一杯になると、変数”バッファオーバーフロー”(sys_bIsLog0BufferOverflow~sys_bIsLog15BufferOverflow)がTRUEになります。
SDメモリーカード内のファイルステータス
トレース完了後にSDメモリカードへの書き込みができない状態の場合、データロギングエラーフラグsys_bIsLog0OperationError~sys_bIsLog15OperationErrorがTRUEとなりサンプリングが終了します。