トレースモニタ(タイムチャート)

タイムチャートの表示

注記
  • タイムチャートは、PLCに格納されたデータをトレース機能を使用して読み出し、グラフに表示する機能です。

  • 「トレースタイムチャート」を表示する前に、トレースデータ設定を含むPLCプロジェクトがPLCにダウンロードされていることを確認してください。

  • 「トレースタイムチャート」を表示するには、1つの設定のみをアクティブにします。

  • トレース機能が選択されている場合は、入力/出力やデータレジスタの変更を1度のスキャンで確認できます。

  1. 「オンライン」 > 「オンラインモード」を選択する。
  2. プロジェクトナビゲータで、「PLC」 > 「データロギング」を選択する。
  3. 「トレース」設定を1つのみアクティブにする。例: Trace0
  4. 「トレースタイムチャート」を選択して「FPTimeChart」アプリケーションを開始する。
  5. 「FPTimeChart」アプリケーションから「オンライン」 > 「トレースデータアップロード」を選択する。
    「トレース」を実行している場合は、トレースデータをアップロードする前にトレースを停止してください。
ヒント
  • タイムチャートを表示するには、次の条件を満たす必要があります。

    • 1つの「トレース」番号のみが選択されている。

    • 対象LOGが「トレース」に設定されている。

    • 対象LOG (例: LOG0)のデータロギング完了フラグがTRUEである。停止トリガが検出された場合は、sys_bIsLog0TraceStopTriggerDetectedおよびsys_bIsLog0DataRecordingDoneTRUEになります。

  • タイムチャートは、データロギングファンクションの実行中にはアクティブ化できません。

  • 「トレース」に設定されているLOGの「バッファ空きスペース」システムデータレジスタは、常に0です。

タイムチャートモニタの制限事項

タイムチャートには以下の制限事項があります。

  • PLCでは最大16パターンのトレースを実行できますが(すべてのLOGがトレース用途で動作している場合)、「トレースタイムチャート」には1つのLOGのみを表示できます。

  • 1つのLOGには最大500変数を登録できますが、タイムチャートにグラフ表示可能な変数には制限があります。

    • 入出力(ビットレジスタ)の場合: ディスプレイの解像度に依存する

    • データレジスタの場合: 6レジスタまで

  • タイムチャートとして表示されるLOGが定数周期以外に設定された蓄積トリガでトレースされたデータの場合、グラフ上のカーソル(C、R)で時間を計測することはできません。

最終修正日: 2019-03-21このページに関するフィードバックお問い合わせ窓口