このDUTは以下の命令で使用することができます: F168_PulseOutput_Trapezoidal
DUTの要素(変数名)
制御コード[H定数]
16進定数(Hex)で制御コードを指定してください。例: 16#1025.1、0、2、5と指定すると、それぞれ、デジット3、2、1、0の16進定数(Hex)として入力されます。デジット0は最も右側のデジットを示します。命令が呼び出されるすぐ前に、選択した制御方法に固有の追加デジットがコンパイラによって自動的にセットされます。
デジット | 値 | 設定内容 |
---|---|---|
2 |
デューティ比 方形波のパルス幅と周期の比です。パルス幅が1msで、パルス周期が4msのパルス列の場合、デューティー比は0.25 (25%)です。 |
|
0 |
½(50%) パルス出力は、方向出力がセットされてから開始します。遅れは(初速度/ 2)となります。例: 初速度= 500Hzの場合、遅れ= 約1ms。 |
|
1 |
パルス幅固定(約80ms) パルス出力は、方向出力がセットされてから開始します。遅れは(初速 - 25ms)となります。例: 初速度= 500Hzの場合、約1.98ms。 |
|
設定値が指定できる範囲外の値のときは、0がセットされます。パルス幅はICからの出力値です。実際のパルス幅は、フォトカプラの応答により変動します。 | ||
1 |
位置制御モード | |
0 |
インクリメンタル | |
1 |
アブソリュート | |
0 |
パルス出力方式 | |
0 |
方向出力 なし |
|
2 |
PLS/SIGN 指定されたスピードと方向出力TRUE/FALSEによって、制御が実行されます。(正転FALSE。このモードでは、方向出力信号がFALSEのとき、正転になります。) |
|
3 |
PLS/SIGN 指定されたスピードと方向出力TRUE/FALSEによって、制御が実行されます。(正転TRUE。このモードでは、方向出力信号がTRUEのとき、正転になります。) |
初速 [Hz]40-5000
目標速度 [Hz]
40–9500(パルス幅デューティ50%のとき40–6000、パルス幅固定(約80ms)のとき40-9500)
(この値は、FP-eには適用されません。詳細については、FP-e ユーザ-ズマニュアルをご参照ください。)
加減速時間 [ms]
30–32760(30単位で指定)
目標速度と初速度の差で、加速時の傾斜が決まります。
Df = (5000-500) ÷ 30 ステップ = 150Hz
Dt = 300ms ÷ 30 ステップ = 10ms
目標値[パルス]
-8 388 608 – +8 388 607
選択しているパルス出力方法と位置制御モードによって、出力は以下のように、TRUEまたはFALSEとなります。
パルス出力方式 |
パルス出力 |
目標値 |
|
正の値/>現在値 |
負の値/<現在値 |
||
CW/CCW |
CW |
TRUE |
FALSE |
CCW |
FALSE |
TRUE |
|
PLS/SIGN 正転 FALSE |
パルス |
TRUE |
TRUE |
方向 |
FALSE |
TRUE |
|
PLS/SIGN 正転 TRUE |
パルス |
TRUE |
TRUE |
方向 |
TRUE |
FALSE |
|
カウントモード |
計数加算 |
計数減算 |
パルス停止
0を指定してください。