このDUTは以下の命令で使用することができます: F171_PulseOutput_Trapezoidal
DUTの要素(変数名)
制御コード[H定数]
16進定数(Hex)で制御コードを指定してください。例: 16#1025.1、0、2、5と指定すると、それぞれ、デジット3、2、1、0の16進定数(Hex)として入力されます。デジット0は最も右側のデジットを示します。命令が呼び出されるすぐ前に、選択した制御方法に固有の追加デジットがコンパイラによって自動的にセットされます。
デジット |
値 |
設定内容 |
---|---|---|
4 |
加減速段数 |
|
0 |
30段 |
|
1 |
60段 |
|
3 |
デューティ比 方形波のパルス幅と周期の比です。パルス幅が1msで、パルス周期が4msのパルス列の場合、デューティー比は0.25 (25%)です。 |
|
0 |
½(50%) |
|
1 |
¼(25%) |
|
周波数を50kHz以上に設定する場合は、デューティ¼ (25%)を指定してください。 FP-XC14T, C30/C60Tの場合: |
||
2 |
周波数レンジ(初速と目標速度) |
|
0 |
1.5Hz–9.8kHz |
|
1 |
48Hz–100kHz |
|
2 |
191Hz–100kHz |
|
|
||
1 |
位置制御モード |
|
0 |
インクリメンタル |
|
1 |
アブソリュート |
|
0 |
パルス出力方式 |
|
0 |
CW/CCW 2つのパルスを使用して制御する方法です: 正転あるいは時計方法の回転のパルス(CW)と、逆転あるいは反時計方法の回転のパルス(CCW)を使用します。 |
|
2 |
PLS/SIGN 指定されたスピードと方向出力TRUE/FALSEによって、制御が実行されます。(正転FALSE。このモードでは、方向出力信号がFALSEのとき、正転になります。) |
|
3 |
PLS/SIGN 指定されたスピードと方向出力TRUE/FALSEによって、制御が実行されます。(正転TRUE。このモードでは、方向出力信号がTRUEのとき、正転になります。) |
初速 [Hz]
目標速度 [Hz]
FP-X: 中速のチャンネルCH 2とCH 3の場合、最大速度は20kHzとなります。
加減速時間 [Hz]
30段のとき: 30-32760 (30単位で指定)
60段のとき: 60-32760 (60単位で指定)
目標速度と初速度の差で、加速時の傾斜が決まります。加減速時間が30段単位に指定されなかった場合、30の倍数値(大きい方)に自動的に補正されます。
移動量: 10000パルス
30段のとき:
Df = (5000-500) ÷ 30 = 150HzDt = 300ms ÷ 30 = 10ms
60段のとき:
Df = (5000-500) ÷ 60 = 75HzDt = 300ms ÷ 60 = 5ms
次の式に従って、加減速時間tを指定してください: t (ms) ³ (30段 × 1000) ÷ 初速 [Hz]
目標値[パルス]
-2147483648~2147483647
選択しているパルス出力方法と位置制御モードによって、出力は以下のように、TRUEまたはFALSEとなります。
パルス出力方式 |
パルス出力 |
目標値 |
|
正の値/>現在値 |
負の値/<現在値 |
||
CW/CCW |
CW |
TRUE |
FALSE |
CCW |
FALSE |
TRUE |
|
PLS/SIGN 正転 FALSE |
パルス |
TRUE |
TRUE |
方向 |
FALSE |
TRUE |
|
PLS/SIGN 正転 TRUE |
パルス |
TRUE |
TRUE |
方向 |
TRUE |
FALSE |
|
カウントモード |
計数加算 |
計数減算 |
パルス停止
0を指定してください。