F172_PulseOutput_Jog_Type1_DUT_1

このDUTは以下の命令で使用することができます: F172_PulseOutput_Jog

DUTの要素(変数名)

dwControlCode: 制御コード[H定数]

16進定数(Hex)で制御コードを指定してください。例: 16#1025.1025と指定すると、それぞれ、デジット3210の16進定数(Hex)として入力されます。デジット0は最も右側のデジットを示します。命令が呼び出されるすぐ前に、選択した制御方法に固有の追加デジットがコンパイラによって自動的にセットされます。

デジット

設定内容

2

パルス出力実行

0

パルス出力

1

計算のみ

1

位置制御モード

0

インクリメンタル

1

アブソリュート

0

パルス出力方式

0

CW/CCW

2つのパルスを使用して制御する方法です: 正転あるいは時計方法の回転のパルス(CW)と、逆転あるいは反時計方法の回転のパルス(CCW)を使用します。

1

PLS/SIGN 指定されたスピードと方向出力TRUE/FALSEによって、制御が実行されます。(正転FALSE。このモードでは、方向出力信号がFALSEのとき、正転になります。)

2

PLS/SIGN 指定されたスピードと方向出力TRUE/FALSEによって、制御が実行されます。(正転TRUE。このモードでは、方向出力信号がTRUEのとき、正転になります。)

diInitialAndFinalSpeed: 初速 [Hz]

1-50000 (1Hz-50kHz)

初速 = Fmin

  • 1Hz £ Fmin < 46Hzの場合: 最大10kHzまでの制御ができます。(それ以上の周波数では、速度誤差が大きくなります。)
  • 46Hz £ Fmin < 184Hzの場合: 最大50kHzまでの制御ができます。
  • 184Hz £ Fminの場合: 最大50kHzまでの制御ができます。(50kHz周辺の速度誤差が最も小さくなります。)

初速よりも加減速時間優先の処理を行います。加速時間と減速時間は変更されませんので、指定された時間内に加速または減速が完了するように初速の値が補正される場合があります。補正された値はデータレジスタに格納され、システム変数sys_iPulseChannelxCorrectedInitialSpeedsys_iPulseChannelxCorrectedFinalSpeed (x=チャンネルNo.)で確認することができます

diTargetSpeed: 目標速度 [Hz]

1-50000 (1Hz-50kHz)

diAccelerationTime: 加速時間 [ms]

50kHzの最大速度と初速度の差で、加速時の傾斜が決まります。

1-32760

diDecelerationTime: 減速時間 [ms]

50kHzの最大速度と最終速度の差で、減速時の傾斜が決まります。

1-32760

diTargetValue: 目標値[パルス]

-2147483648~2147483647

選択しているパルス出力方法と位置制御モードによって、出力は以下のように、TRUEまたはFALSEとなります。

パルス出力方式 パルス出力 目標値

正の値/>現在値

負の値/<現在値

CW/CCW CW

TRUE

FALSE

CCW

FALSE

TRUE

PLS/SIGN 正転 FALSE パルス

TRUE

TRUE

方向

FALSE

TRUE

正転 TRUE パルス

TRUE

TRUE

方向

TRUE

FALSE

カウントモード 計数加算 計数減算

最終修正日: 2021-01-07このページに関するフィードバックお問い合わせ窓口