重複した要素を持つ、あらかじめ定義されたDUTです。 DUTは、PLCとGTシリーズのタッチターミナル間のコミュニケーションに使用されます。
GTWINでアラーム履歴の設定を行った場合、あるいはグループを定義した場合、アラーム履歴コントロール機能が利用可能になります。この機能を使用したい場合は「オン」を選択し、次にコントロールデバイスとしてレジスタを選択します。
コントロールデバイスが有効にされたGTWINの「アラーム履歴」タブ
コントロールデバイスにより、グループ0やグループ1をモニタできるようになり、以下の機能が利用可能となります。
グループのアラーム履歴モニタの開始と停止
グループのメモリがフルになっているかどうかのチェック
グループのメモリのクリア
メモリクリアの完了確認
グループのアラーム履歴のSDメモリカードへの保存
SDメモリカードへのグループの履歴保存の完了確認
以下の表は、コントロールデバイスのビット割り付けを示しています。
ビットがセットされると、ステータスがTRUEになり、その機能が実行されます。
メモリクリア
ビット9が1にセットされたとき、グループ1のメモリはフルになっています。バイトn+1 (例えばWR20がコントロールデバイスとして選択されている場合はR211)のビット1を1にセットすることでメモリがクリアされます。
SDメモリカードへのアラーム履歴保存
バイトn (例えばWR20がコントロールデバイスとして選択されている場合はR204)のビット4を1にセットすることでグループ0の履歴をSDメモリカードへ保存します。