GT_LineGraphControl_DUT

重複した要素を持つ、あらかじめ定義されたDUTです。 DUTは、PLCとGTシリーズのタッチターミナル間のコミュニケーションに使用されます。

GTWINで1つまたは複数の折れ線グラフを定義した場合、折れ線グラフコントロール機能が利用可能になります。この機能を使用したい場合は「オン」を選択し、次にコントロールデバイスとしてレジスタを選択します。

コントロールデバイスにより、サンプリングデータの最大5つのグラフをモニタできるようになり、それぞれのグラフに対して、データサンプリングの開始と停止、メモリのステータスチェックとクリアのファンクションが利用可能となります。以下の表は、コントロールデバイスのビット割り付けを示しています。

  1.  (1) 先頭デバイス番号
  2.  (2) ステータス: メモリフル
  3.  (3) ステータス: メモリクリア完了
  4.  (4) ファンクション: このグラフのモニタを停止
  5.  (5) ファンクション: このグラフのメモリクリア

Gr.= グラフ

ビットがセットされると、ステータスがTRUEになり、その機能が実行されます。例えば、ビット9が1にセットされたとき、グラフ1のメモリはフルになっています。バイトN+1(例えばWGR30がコントロールデバイスとして選択されている場合はWGR31)のビット1を1にセットすることでメモリがクリアされます。

  1.  (1) メモリクリア(R211) (PLCで書き込み)
  2.  (2) メモリクリア完了(R218) (GT側で書き込み)
  3.  (3) メモリクリア開始
  4.  (4) GTが「メモリクリア」ONになるのを確認するとアラーム履歴をクリアします。
  5.  (5) メモリクリア中
  6.  (6) メモリクリア完了
  7.  (7) 「メモリクリア」がOFFになると完了用ビットをOFFします。
  8.  (8) クリアが完了するとビットをONします。

メモリをクリアする場合のタイミングダイアグラム

最終修正日: 2020-11-19このページに関するフィードバックお問い合わせ窓口