GT_LinkControlDevice_DUT

重複した要素を持つ、あらかじめ定義されたDUTです。 DUTは、PLCとGTシリーズのタッチターミナル間のコミュニケーションに使用されます。

  1.  (1) PLC
  2.  (2) トークンの流れ
  3.  (3) トークン
  4.  (4) GTステーション

GTリンクでは、トークンを渡すことによってRS485を介して通信が実行されます。トークンを受け取ったGTはPLCとの必要な通信を実行し、昇順に次のGTにトークンを転送します。

GTとPLCの両方で局番を指定する必要があります。最適な起動速度を確保するため、局番0からの連番を割り付ける必要があります。複数のユニットに同じ局番を割り付けないでください。

GTリンクのコントロールデバイスエリア

GT局番は、GTリンクのコントロールデバイスエリアに割り付けられます。PLC側のGT局番に対応するビットをオンにするとGTリンクの接続が有効になります。

  1.  (1) 接続GT指定エリア
  2.  (2) 接続GTモニタエリア
  3.  (3) 占有GT指定エリア
  4.  (4) 占有GTモニタエリア

項目

説明

接続GT指定エリア

通信が行われているGT局番に対応するビットがPLC側でオンになります。

あるユニットに異常が発生した場合、対応するビットをオフにすることで、そのユニットを切り離すことができます。

注記

このエリアはPLC側で必ず設定する必要があります。

接続GTモニタエリア

通信が正しく行われているGTタッチターミナルのステータスをモニタすることができます。

占有GT指定エリア

このビットをオンにすることで、指定の局番を備えたGTがPLCとの通信を占有します。

指定した局番のGTの動作や表示を優先させるのに使用します。

指定した局番のGTの応答速度は遅くなります。他の局番のGTタッチターミナルは通信を実行できません。

占有GTモニタエリア

現時点でトークンが存在するGT局番のビット

最終修正日: 2020-11-19このページに関するフィードバックお問い合わせ窓口