1回のスキャンのみでTRUEになります。
FPアドレス: P0
IECアドレス: %MX11.0.0
パルスフラグ(P)は、1スキャンのみTRUEになるリレーです。パルスリレーのTRUE/FALSEの状態は、プログラム内のみで使用され、外部に出力することはできません。
パルスフラグは、立ち上がりエッジ検出(微分)または立ち下がりエッジ検出(微分)時に、命令が実行されたとき、TRUEになります。
実行条件として使用する場合、信号の立ち上がりまたは立ち下がりを検知した1スキャンのみ動作します。
制限事項
パルスフラグは、命令の出力先として使用する場合は、プログラム中に1回のみ使用できます。(2重出力の禁止)
接点として使用する場合は、使用回数に制限はありません。
KP、SET、RST、ALT命令の出力先として、指定することはできません。
応用命令の格納先として、ワード単位のパルスフラグ(WP)を指定することはできません。
Control FPWIN Proでは、パルスフラグは上記の条件でのみ、DFまたはDFN命令と一緒に使用できます。パルスフラグを使用するのは、フラグの数を増加させる必要がある場合のみです。
例: グローバルに宣言
グローバル変数リスト立ち上がりエッジ検出の場合:
立ち下がりエッジ検出の場合: