LDとFBDでは、接点、コイル、ジャンプ、リターン、BOOL型入出力接点は反転することができます。反転されたジャンプ、リターン、入出力接点は、小さい丸印で表されます。反転された接点とコイルは、スラッシュで表されます。接点やコイルをダブルクリックして反転します。あるいは、以下の手順に従ってBOOL型の入力を反転します。
接点入力やコイルは、立ち上がりまたは立ち下がりによってトリガすることもできます。‘N’(負)は立ち下がりエッジ、'P'(正)は立ち上がりエッジを示します。接点またはコイルをダブルクリックすると、エッジ検出がセットされます。
新しいエレメントを挿入している間(ネットワークに新しいエレメントが配置される前)は、<Shift>を使用して以下のエレメントの動作を切り換えます。
エレメントの挿入 |
<Shift> (エレメントを挿入している間) |
---|---|
接点 |
接点の反転 |
コイル |
コイルの反転 |
入力変数 |
出力変数 |
コイルは、その入力が「セット」(S)として設定されているとTRUE状態を維持します。コイルは、コイルの「リセット」(R)によってリセットされるまでセットされたままになります。コイルのリセットは、コイルのセットによって再設定されるまでFALSE状態を維持します。コイルをダブルクリックするとその入力がセットまたはリセットされます。
入力を反転する例
BOOL型の入力または出力を持つ命令を挿入する。
配置モードになっていることを確認する。
入力ピン(1)をダブルクリックする。
「接点/コイル設定」ダイアログボックスが開きます。
「b接点」を選択する。
b接点(2)が小さい丸印として、表示されます。
立ち上がりエッジと立ち下がりエッジを検出するには、IECファンクションブロックF_TRIGとR_TRIGまたはFPファンクションDFとDFNを使用することもできます。
入力をセットおよびリセットするには、IECファンクションブロックRSとSR (フリップフロップ)またはFP命令KEEPを使用することもできます。