式は、演算順位に従って、演算子によって連結されたオペランドで構成されています。

説明

A+B

オペランドABの合計が式と呼ばれます。

演算順位が同じ場合は、左から右へと演算処理が進みます。

変数の値が A:=1.0; B:=2.0; C:=3.0; D:=4.0; の場合

X:=A+B-C*SQRT(D);

演算結果は"-3"となります。

括弧が挿入されると、演算の順位が変わります。

X:=A+(B-C)*SQRT(D);

演算結果は"-1"となります。

ブール演算表記では、常にすべての演算が処理されます:

IF a<100 AND UserFun1(a) THEN
    a:=a+1;
END_IF;

この例の場合、a>=100の場合も"UserFun1"が実行されます。

"UserFun1"の処理を避けたい場合、(例えば、時間が掛かり過ぎる場合、a>=100で演算エラーになる場合、メモリエリアが上書きされるおそれがある場合)は、以下のように記述することができます:

IF a<100 THEN
    IF UserFun1(a) THEN
        a:=a+1;
    END_IF;
END_IF;

式には、配列要素を記述することもできます。

X:=Array1[i+2];
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最終修正日: 2019-08-05このページに関するフィードバックお問い合わせ窓口