アキュムレータの内容を、括弧内の演算結果で除算します。演算結果は、アキュムレータに転送されます。
この演算子で使用できるオペランドは、次のデータ型です。 (INT, DINT, UINT, UDINT, REAL)
演算子は、ILプログラム言語でのみ使用することができます。
オペランドはすべて同じデータ型にしてください。
演算処理は、以下の順に実行されます。
var_1の内容をアキュムレータにロードする。
®アキュムレータの内容をスタックに格納する。
® var_2の内容をアキュムレータにロードする。
® var_3の内容をアキュムレータの内容に加算する。この演算結果をアキュムレータに格納する。
® var_1の内容をスタックから読み出し、アキュムレータの内容で除算する。この演算結果をアキュムレータに格納する。
®アキュムレータの内容を変数var_4に格納する。(特定のシステムでの実際の実装では、この演算が別の方法で行われる場合もあります。)
LD |
var_1 |
(* var_1の内容をアキュムレータにロード *) |
(* 括弧内の演算の前に、アキュムレータの内容をスタックに格納; 最初に括弧内の演算を実行 *) |
||
DIV( |
var_2 |
(* var_2の内容をアキュムレータにロード *) |
ADD |
var_3 |
(* var_3の内容をアキュムレータの内容に加算し、アキュムレータに格納 *) |
) |
(* スタックに格納されていた内容を現在のアキュムレータの値で除算; アキュムレータにresultを格納 *) |
|
ST |
var_4 |
(* var_4にアキュムレータの内容を格納 *) |