DIV( 除算

アキュムレータの内容を、括弧内の演算結果で除算します。演算結果は、アキュムレータに転送されます。

解説

  • この演算子で使用できるオペランドは、次のデータ型です。 (INT, DINT, UINT, UDINT, REAL)

  • 演算子は、ILプログラム言語でのみ使用することができます。

  • オペランドはすべて同じデータ型にしてください。

  • 演算処理は、以下の順に実行されます。

    var_1の内容をアキュムレータにロードする。

    ®アキュムレータの内容をスタックに格納する。

    ® var_2の内容をアキュムレータにロードする。

    ® var_3の内容をアキュムレータの内容に加算する。この演算結果をアキュムレータに格納する。

    ® var_1の内容をスタックから読み出し、アキュムレータの内容で除算する。この演算結果をアキュムレータに格納する。

    ®アキュムレータの内容を変数var_4に格納する。(特定のシステムでの実際の実装では、この演算が別の方法で行われる場合もあります。)

関連トピック

POUヘッダ

POUヘッダには、このプログラムで使用するすべての入力変数と出力変数を宣言します。 POUヘッダは全プログラム言語で使用できます。

ILボディ

LD

var_1

(* var_1の内容をアキュムレータにロード *)

(* 括弧内の演算の前に、アキュムレータの内容をスタックに格納;

最初に括弧内の演算を実行 *)

DIV(

var_2

(* var_2の内容をアキュムレータにロード *)

ADD

var_3

(* var_3の内容をアキュムレータの内容に加算し、アキュムレータに格納 *)

)

(* スタックに格納されていた内容を現在のアキュムレータの値で除算;

アキュムレータにresultを格納 *)

ST

var_4

(* var_4にアキュムレータの内容を格納 *)

最終修正日: 2019-05-21このページに関するフィードバックお問い合わせ窓口