F312_FMUL

実行条件がONになると、s1、s2で指定した実数データを乗算します。乗算結果は、d(32ビットエリア)に格納されます。

パラメータ

入力

s1 (REAL)

被乗数実数データ

s2 (REAL)

乗数実数データ

出力

d (REAL)

結果を格納する32ビットエリア(格納先)

解説

• データ型がサポートされている場合、IEC命令のMULの使用をおすすめします。

• この命令は、割り込みプログラム内に記述することはできません。

エラーフラグ

sys_bIsOperationErrorHold (TRUEになり、TRUEを保持)

実数以外のデータがs1、s2に指定されたときON

sys_bIsOperationErrorNonHold (1回のスキャンに対してTRUE)

実数以外のデータがs1、s2に指定されたときON

sys_bIsCarry (1回のスキャンに対してTRUE)

結果がオーバーフローしたときON