F125_DROR

冗長命令

注記

この命令は冗長F命令です。次の命令に置き換わっています:ROR

出力dの値を右回転します。右回転する出力dのビット数は、入力nの値で指定します。シフトする数は、0~255ビットの範囲で指定できます(nの下位バイトだけが有効となります)。右回転では、ビット0 (LSB)から押し出されたビットが出力dのビット31 (MSB)にシフトされます入力n = 0のときは、回転は実行されません。n > 32のときは、n < 32と同じ動作になります。例えば、n = 32のときはn = 0と同じ、n = 33のときはn = 1と同じ動作となります。ビットn - 1 (右に押し出される最後のビット)は、システム変数sys_bIsCarry (キャリーフラグ)に格納されます。

  1.  (1) データ
  2.  (2) 実行条件: ON
  3.  (3) キャリーフラグ

パラメータ

入力

n (INT)

回転するビット数(範囲: 0~255)

出力

d(DWORD, DINT, UDINT, DATE, TOD, DT)

32ビットエリア

エラーフラグ

sys_bIsCarry (1回のスキャンに対してTRUE)

dのビットn - 1の値が1のときON

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最終修正日: 2020-02-12このページに関するフィードバックお問い合わせ窓口