アキュムレータの内容を、括弧内の演算結果と比較します。アキュムレータの値<括弧内の演算結果のとき"TRUE"を、そうでない場合は"FALSE"をアキュムレータに格納します。
この演算子で使用できるオペランドは、次のデータ型です。 (ANY)
演算結果のデータ型は、BOOL型となります。
演算子は、ILプログラム言語でのみ使用することができます。
以下の例では、var_1および括弧内の演算結果は、いずれのデータ型でも使用できます。ただし、var_4はBOOL型で宣言する必要があります。
この例では、括弧内にADD命令が含まれているため、var_2とvar_3は、数字のデータ型(INTまたはREAL)に宣言する必要があります。この例では、var_1も同じデータ型として宣言する必要があります。
LD |
var_1 |
(* var_1の内容をアキュムレータにロード *) |
(* 括弧内の演算の前に、アキュムレータの内容をスタックに格納; 最初に括弧内の演算を実行 *) |
||
LT( |
var_2 |
(* var_2の内容をアキュムレータにロード *) |
ADD |
var_3 |
(* var_3の内容をアキュムレータの内容に加算し、アキュムレータに格納 *) |
) |
(* スタックに格納されたいたデータと最新のアキュムレータのデータを比較; 結果をアキュムレータに格納 スタックに格納されている値 < 現在のアキュムレータの値のとき"TRUE"、それ以外の場合"FALSE" *) |
|
ST |
var_4 |
(* var_4にアキュムレータの内容を格納 *) |