F89_EXT

冗長命令

注記

この命令は冗長F命令です。次の命令に置き換わっています:INT_TO_DINT

16ビットデータを符号および値を変えずに、32ビットデータに変換します。F89命令では、sで指定された16ビットデータの符号ビットを、dで指定された上位16ビットエリア(拡張16ビットエリア)の全16ビットにコピーします。

パラメータ

入力

s (WORD, INT, UINT)

変換する16ビットデータを格納しているエリア(ビット15は符号ビット)

出力

d(DWORD, DINT, UDINT, DATE, TOD, DT)

変換結果の32ビットデータを格納するエリア。下位16ビットにはsの内容を、上位16ビットにはsの符号ビットをコピーします。

解説

sで指定された16ビットデータのビット15(符号ビット)が0のときは、dで指定された上位16ビットをすべて"0"にします。sの符号ビットが"1"のときは、dの上位16ビットを"1"にします。

  1.  (1) 符号ビット(0: 正、1: 負)
  2.  (2) 対象データ
  3.  (3) Bit no.
  4.  (4) バイナリデータ
  5.  (5) 10進数
  6.  (6) 実行条件: ON
  7.  (7) 格納先
  8.  (8) 上位16ビット(拡張)エリア
  9.  (9) 下位16ビットエリア
関連トピック

最終修正日: 2020-02-12このページに関するフィードバックお問い合わせ窓口