冗長命令
この命令は冗長F命令です。次の命令に置き換わっています:FP_DECODE
実行条件ENがONのとき、nで指定された内容に従い、sで指定されたデータの部分をデコードします。デコード結果は、dで始まる16ビットエリアに格納されます。
入力
変換するデータを格納しているエリアまたは定数データ
デコードするデータの先頭ビット位置とビット数を指定する制御データ
出力
変換結果を格納するエリアの先頭アドレス(格納先)
F命令を使用する代わりに、対応するFP7命令を使用することをおすすめします。FP_DECODE デコードHex -> ビットステートFP_DECODE
nには、デコードする先頭ビットとビット数を16進数で指定します。
ビットNo.0~3: デコードするビット数
ビットNo.8~11: デコードする先頭ビット
(No.4~7、No.12~15は使用しません。)
例えば、制御データ n = 16#0404のとき、ビット4から始まる4ビットをデコードします。
ビット数とデコード結果が占めるエリアの関係
デコードするビット数 |
デコード結果の占有長 |
デコード結果有効ビット長 |
---|---|---|
1 |
1ワード |
2ビット* |
2 |
1ワード |
4ビット* |
3 |
1ワード |
8ビット* |
4 |
1ワード |
16ビット |
5 |
2ワード |
32ビット |
6 |
4ワード |
64ビット |
7 |
8ワード |
128ビット |
8 |
16ワード |
256ビット |
* デコード結果の占有長の無効ビットは、0に設定されます。
変数s、n、dは同じデータ型を使用してください。