SSL/TLS証明書

FP0H C32ET\EP PLCとFTPクライアントとの間の暗号化通信を有効にします。

FTPサーバー機能のSSL/TLS通信用にユーザが用意したSSL/TLS証明書/秘密鍵を登録します。プロジェクトがPLCにダウンロードされる場合、またはSDカードに保存される場合には、証明書は転送されないことにご注意ください。

証明書を登録しない場合、デフォルトの自己署名証明書/秘密鍵が使用されます。

SSL/TLS証明書の登録の有効化

  1. 「システムレジスタ」 > 「Ethernet」 > 「FTPサーバ設定」で、システムレジスタ1487を"有効"に設定する。

    ユーザー名とパスワードを入力します。

  2. 「暗号化」「SSL3/TLS1 (Explicitモード)」に設定する。

SSL/TLS証明書を登録します。

  1. 「オンライン」 > 「オンラインモード」
  2. 「オンライン」 > 「SSL/TLS証明書」 > 「登録」を開く。
    • 拡張子: *.pem、*.cer、*.crt
    • ファイルフォーマット: ASN.1 (Base64)
    • サイズ: 最大4096バイト
  3. 証明書に対応する秘密鍵ファイルを選択する。
    • 拡張子: *.pem、*.key
    • ファイルフォーマット: ASN.1 (Base64)
    • サイズ: 最大4096バイト
  4. 「登録」

    指定した証明書/秘密鍵がPLCに転送され、FTPサーバーの再起動が実行されます。FTPサーバーが正常に再起動すると、転送された証明書/秘密鍵が使用されます。

    クライアントがFTPサーバーに接続されている場合、サーバーの強制的な再起動の確認を求めるメッセージが表示されます。

    以下の2つのオプションから選択する:

    • はい

      接続しているクライアントが強制的に切断され、FTPサーバーが再起動されます。転送された証明書/秘密鍵が直ちに反映されます。

    • いいえ

      FTPサーバーは再起動されず、転送を実行する前の証明書/秘密鍵を使用してSSL/TLS通信が実行されます。転送された証明書/秘密鍵は、電源を再投入すると反映されます。

SSL/TLS証明書の削除

  1. 「オンライン」 > 「SSL/TLS証明書」 > 「削除」を開く。

    変更を反映するには、FTPサーバーを再起動する必要があります。クライアントがFTPサーバーに接続されている場合、サーバーの強制的な再起動の確認を求めるメッセージが表示されます。

    以下の2つのオプションから選択する:

    • はい

      接続しているクライアントが強制的に切断され、FTPサーバーが再起動されます。削除した証明書/秘密鍵は使用できなくなります。

    • いいえ

      FTPサーバーは再起動されず、SSL/TLS通信では削除を試みた証明書/秘密鍵が引き続き使用されます。削除は電源を再投入することで反映されます。

最終修正日: 2020-09-23このページに関するフィードバックお問い合わせ窓口