Modbus/MEWTOCOL用通信命令の概要

この通信モードは、1つのマスターと1つ以上のスレーブとの間でデータ交換をするために、MEWTOCOL-COMまたはModbus RTUプロトコルを使用します。これを、1:1通信または1:N通信と呼びます。コマンドを送る側をマスターと呼びます。スレーブは、コマンドを受信し、プロセスを実行し、レスポンスを返信します。スレーブは、コマンドに対するレスポンスを自動的に返信するため、スレーブ側には通信のためのプログラムは必要ありません。

  1.  (1) コマンドメッセージ
  2.  (2) レスポンスメッセージ
注記

MEWTOCOL-COMマスター機能は、一部のPLCではサポートされていません。

Modbus仕様と当社PLCの対応表:

Modbusエリアアドレス

Modbusメモリ名

メモリタイプ

当社PLCのアドレス

000001 …

COIL

1ビット

Y0 …

002049 …

R0 …

100001 …

INPUT

1ビット

X0 …

400001 …

HOLDING_REGISTER

16ビット

DT0 …

300001 …

INPUT_REGISTERS

16ビット

WL0 …

302001 …

LD0 …

各PLCがサポートしている参照番号とアドレスエリアについては、各PLCのユーザーズマニュアルを参照してください。参照番号がサポートしている範囲外の場合は、エラーとなります。

参照番号はModbus規格の一部であり、Modbusを介した通信を目的として他の装置を当社PLCに接続する場合は必ず必要です。

関連トピック

FP-X0, MCUPDFファイルについては、当社のダウンロードセンターを参照してください。

最終修正日: 2025-01-24このページに関するフィードバックお問い合わせ窓口