オンラインモード時には、常にPLCステータスをモニタすることができます。PLCステータスでは、エラー発生時などに、役に立つ情報を確認することができます。
「接続」
で指定した場合、ネットワーク、ルート、および局番が表示されます。
「スキャンタイム」
スキャンタイムの表示は、RUNモードのみ有効です。最大値、最小値は、「RUN」モードから「PROG」モードへの切り替え時に一旦クリアされます。
「PLCメモリ情報」
PLCのメモリサイズと割り付けについての情報を確認することができます。
「PLCステータス情報」
PLCステータスを示す特殊内部リレーがTRUEになっているとき、対応するボックスが黒色に変わります。
PLCステータス |
システム変数 |
---|---|
「RUNモード」 | sys_bIsPlcInRunMode |
「REMOTEモード」 | sys_bIsPlcInRemoteMode |
「PROGモード」 | sys_bIsPlcInRunMode |
「テストモード」 | sys_bIsPlcInTestMode |
「ブレーク中」 | sys_bIsBreakActive |
「ブレーク許可」 | sys_bIsBreaksEnabled |
「出力許可」 | sys_bIsOutputsEnabled |
「ステップ実行」 | sys_bIsStepModeActive |
「強制中」 | sys_bIsValueForced |
「メッセージ有無」 | sys_bIsActive_F149_MSG |
「割込み許可」 | sys_bIsExternalInterruptEnabled |
「基本エラーメッセージ」
エラーフラグR9000–R9008がTRUEの場合、対応するボックスが黒色になります。
エラー |
システム変数 |
---|---|
「自己診断エラー」 | sys_bIsSelfDiagnosticError |
「演算エラー」 | sys_bIsOperationErrorHold |
「電池異常」 | sys_bIsBatteryErrorNonHold |
「電池異常(保持)」 | sys_bIsBatteryErrorHold |
「I/Oエラー」 | sys_bIsHardwareError |
「I/O照合エラー」 | sys_bIsVerifyError |
「特殊ユニットエラー」 | sys_bIsIntelligentUnitError |
演算エラーが発生した場合、ステップのアドレスのボタン「-->n」を押すと、対応するエディタが開きます。エディタは、エラー箇所をハイライト表示します。
ボックス内が黒色になった場合、I/Oユニットにハードウェアエラーが発生しています。「I/Oエラー スロット(H)」ボタンを押すと、装着されているユニットのエラー情報を確認することができます。自己診断値は、定期的に更新されません。 [「更新」] ボタンを押すと、現在値を確認することができます。
ボックス内が黒色になった場合、I/O 照合エラーが発生しています。「I/O照合エラー スロット(V)」ボタンを押すと、装着されているユニットのエラー情報を確認することができます。自己診断値は、定期的に更新されません。 [「更新」] ボタンを押すと、現在値を確認することができます。
ボックス内が黒色になった場合、高機能ユニットエラーが発生しています。「特殊ユニットエラー スロット(I)」ボタンを押すと、装着されているユニットのエラー情報を確認することができます。自己診断値は、定期的に更新されません。 [「更新」] ボタンを押すと、現在値を確認することができます。
「アップロード」ボタンを押すと、F149_MSG命令でプログラムされたメッセージが読み出されます。
「自己診断」ボタンを押すと、PLCは自己診断テストを実行します。テスト結果は、フィールドの下側に表示されます。