ステップイン/ステップオーバー

プログラムをテストするためステップモードを選択すると、登録した個々のステップの動作をを確認し、該当する場合はエラーを見つけることができます。ファンクションブロックやユーザ定義ファンクションからサブルーチンへ分岐させ、ステップ実行を行なうこともできます。

ステップ実行は、プログラム言語により次のように実行されます:

IL/ST: 1コマンドライン実行されます。

LD/FBD: 1ネットワーク実行されます。

SFC: 選択されたプログラムが実行されます。

注記

タスクに登録されたPOUは自動的に読み出され、ステップ実行で処理されます。

以下の手順では、プロジェクトがすでにPLCへダウンロードされているものとして説明しています。

  1. PLCを「PROG」モードに切替える。
  2. 「デバッグ」 > 「ステップ実行」を選択する。
  3. モード選択スイッチを「TEST」に切替える。
  4. 「オンライン」 > 「PLCモードの変更」 (「TEST-RUN」モード)を選択する。
  5. 「デバッグ」 > 「ステップイン」を選択する。

    「ステップイン」を使用すると、ファンクションブロックやユーザ定義ファンクションに到達すると、そのサブルーチンへ分岐し、ステップ実行を行います。FB/FUNの終わりまで到達すると、ロードされたプログラムが継続されます。

  6. 「デバッグ」 > 「ステップオーバー」を選択する。

    サブプログラムのテストを行ないたくない場合は、「ステップオーバー」を使用します。PLCは、FBあるいはFUNを実行し、ステップモードになりません。

  7. ステップモードを継続する。
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最終修正日: 2020-02-12このページに関するフィードバックお問い合わせ窓口