LDやFBDエディタ内のネットワークの処理は、以下の順序に従って処理されます。
コンパイラの処理は、母線の左上から開始します。母線に直接接続されたエレメントがある場合、その部分から処理が開始されます。母線に接続されたエレメントがない場合は、すべての入力からコンパイルを開始します。Control FPWIN Pro7は、コンパイルの準備段階として、入力を処理します。
次に、コンパイラは、最上段のエレメントを検索して、分析評価します。2つのエレメントが同じ段(行)にある場合は、左側にあるエレメントからコンパイルを開始します。エレメントが出力やファンクション/ファンクションブロックの内のキューの場合、コンパイラは、該当するプログラムコードを生成します。信号を一時的に格納したり、スタックに信号を置くために、テンポラリ変数が挿入されます。
上記ステップ2で作成されたエレメント(中間データ)に対して、母線に直接接続されている全てのエレメントへの流れを導き出します。それから、次のエレメントが分析評価されます。最後に、すべてのエレメントが分析評価されるまで、上記ステップ2へ戻り、この動作を繰り返します。
上記の手順が中止または終了します。
Control FPWIN Pro7での実行順序の例を下記に示します。
例1:
例2:
例3:
例4: