それぞれのステップは、活性状態か非活性状態かを示す ステップフラグ に関連づけられています。ステップフラグは、アクションプログラムの中で使用することができます。BOOL 型構造のエレメント ***.X の論理値で表現します。*** には、ステップ名が入ります。
ステップが活性状態になると、対応するステップフラグが TRUE になります。ステップの後ろのトランジションがTRUEになると、 ステップフラグはFALSEとなります。次のスキャンで、ステップをもう一度実行し、次のステップに進みます。したがって、ひとつのステップは、常に少なくとも2回実行されることになります。
ステップフラグは、ひとつのステップから次のステップに変わるときに、アクションプログラムの中の Bool型変数のリセットを行うために使用することができます。
現在のステップから、他のステップのステップフラグを確認するために使用することもできます。
ステップフラグは、他のステップ内でのアクションや残っているステップによって、予期しない動作にならないように、アクションプログラムの中で使用することができます。