Unit_AnalogOutput_FP0R_DA4

FP0R-DA4ユニットへの書き込みを行うためのファンクションブロック。

このファンクションブロックは、デジタルデータをアナログユニットのアナログ出力チャンネルに書き込みます。アナログ値として変換、出力されるデジタル値はiOutChannel0iOutChannel3に指定します。

アナログ出力レンジもこのファンクションブロックで設定されます。

電圧または電流出力はディップスイッチを使用して設定する必要があります。

パラメータ

入力

iIOWordOffset (INT)

アナログユニットの装着位置に従って、WX/WYの先頭アドレスのオフセットを設定します。

CPUに直接接続されているアナログ増設ユニット(アダプタなし)の場合ExpansionUnitToIOWordOffset_FP0を使用するか、以下の設定を行います。ユニット番号12 (WX2/WY2)、ユニット番号24 (WX4/WY4)、ユニット番号36 (WX6/WY6)。

アダプタを介してCPUに接続されているアナログ増設ユニットの場合: ExpansionUnitToIOWordOffset_FPX_FP0を使用するか、次のテーブルからオフセットを選択します。

アダプタに対するユニットの位置

CPUに対するアダプタの位置

第1ユニット

第2ユニット

第3ユニット

第4ユニット

第5ユニット

第6ユニット

第7ユニット

第8ユニット

第1ユニット

30

40

50

60

70

80

90

100

第2ユニット

32

42

52

62

72

82

92

102

第3ユニット

34

44

54

64

74

84

94

104

iOutChannel0iOutChannel3 (INT)

アナログユニットによって変換、出力されるデジタル値を設定します。

  • -10~+10V、-5~+5Vの場合: -8000~+8000
  • 0~10V、0~5V、0~20mA、4~20mAの場合: 0~16000
wOutChannel0_ConfigwOutChannel3_Config (WORD)

アナログ出力チャンネルの電圧または電流範囲を設定します。

  • 0: -10~+10V、0~20mA (配線方法による)
  • 1: -5~+5V、4~20mA (配線方法による)
  • 2: 0~10V
  • 3: 0~5V

出力

bPowerIsOn (BOOL)

ユニットステータス: 電源が入っているときはTRUE

bConfigIsDone (BOOL)

I/Oコンフィグレーションが完了し、ユニットの準備が完了するとTRUE

bErrorChannel0bErrorChannel3 (BOOL)

チャンネルステータス: エラーが発生した場合はTRUE

ディップスイッチの設定

14ビットモードを使用するには、スイッチ1をONにする必要があります。スイッチ2~5は、各チャンネルの電圧または電流出力を選択するために使用されます。

ディップスイッチの設定は、電源をOFFからONにすると有効になります。

 

チャンネル0

チャンネル1

チャンネル2

チャンネル3

電圧出力

電流出力

電圧出力

電流出力

電圧出力

電流出力

電圧出力

電流出力

出力配線

電圧出力

電流出力

変換特性

-10V~+10V DC出力

-5V~+5V DC出力

0V~5V DC出力

デジタル値(INT)

アナログ値

デジタル値(INT)

アナログ値

デジタル値(INT)

アナログ値

-8000

-10.0V

-8000

-5.0V

0

0.0V

-4000

-5.0V

-4000

-2.5V

4000

1.25V

0

0V

0

0V

8000

2.5V

+4000

5.0V

+4000

+2.5V

12000

3.75V

+8000

10.0V

+8000

+5.0V

16000

5.0V

0V~10V DC出力

0mA~20mA出力

4mA~20mA出力

デジタル値(INT)

アナログ値

デジタル値(INT)

アナログ値

デジタル値(INT)

アナログ値

0

0.0V

0

0.0mA

0

4.0mA

4000

2.5V

3200

4.0mA

4000

8.0mA

8000

5.0V

6400

8.0mA

4000

12.0mA

12000

7.5V

9600

12.0mA

4000

16.0mA

16000

10.0V

12800

16.0mA

16000

20.0mA

 

16000

20.0mA

 
ヒント

このコマンドの説明では、基本的なハードウェアのドキュメンテーションのみを提供します。技術的な内容の詳細については、マニュアルを参照してください。

FP0R アナログ入出力ユニット ユーザーズマニュアル

POUヘッダ

POUヘッダには、このプログラムで使用するすべての入力変数と出力変数を宣言します。 POUヘッダは全プログラム言語で使用できます。

VAR
	Inst_FP0R_DA4: Unit_AnalogOutput_FP0R_DA4;
	iAnalogOut0: INT:=0;
	iAnalogOut1: INT:=0;
	iAnalogOut2: INT:=0;
	iAnalogOut3: INT:=0;
	bPowerIsOn: BOOL:=FALSE;
	bConfig_done: BOOL:=FALSE;
	bErrorCh0: BOOL:=FALSE;
	bErrorCh1: BOOL:=FALSE;
	bErrorCh2: BOOL:=FALSE;
	bErrorCh3: BOOL:=FALSE;
END_VAR

LDボディ

BODY
    WORKSPACE
        NETWORK_LIST_TYPE := NWTYPELD ;
    END_WORKSPACE
    NET_WORK
        NETWORK_TYPE := NWTYPELD ;
        NETWORK_LABEL :=  ;
        NETWORK_TITLE :=  ;
        NETWORK_HEIGHT := 12 ;
        NETWORK_BODY
B(B_COMMENT,,FP0R-DA4,2,1,17,2,);
B(B_FB,Unit_AnalogOutput_FP0R_DA4!,Inst_FP0R_DA4,19,1,36,12,,?BiIOWordOffset?BiOutChannel0?BiOutChannel1?BiOutChannel2?BiOutChannel3?BwOutChannel0_Config?BwOutChannel1_Config?BwOutChannel2_Config?BwOutChannel3_Config?CbPowerIsOn?CbConfigIsDone?CbErrorChannel0?CbErrorChannel1?CbErrorChannel2?CbErrorChannel3);
B(B_VARIN,,4,17,2,19,4,);
B(B_VAROUT,,bPowerIsOn,36,2,38,4,);
B(B_VARIN,,iAnalogOut0,17,3,19,5,);
B(B_VAROUT,,bConfig_done,36,3,38,5,);
B(B_VARIN,,iAnalogOut1,17,4,19,6,);
B(B_VAROUT,,bErrorCh0,36,4,38,6,);
B(B_VARIN,,iAnalogOut2,17,5,19,7,);
B(B_VAROUT,,bErrorCh1,36,5,38,7,);
B(B_VARIN,,iAnalogOut3,17,6,19,8,);
B(B_VAROUT,,bErrorCh2,36,6,38,8,);
B(B_VARIN,,0,17,7,19,9,);
B(B_VAROUT,,bErrorCh3,36,7,38,9,);
B(B_VARIN,,0,17,8,19,10,);
B(B_VARIN,,0,17,9,19,11,);
B(B_VARIN,,0,17,10,19,12,);
L(1,0,1,12);
        END_NETWORK_BODY
    END_NET_WORK
END_BODY

STボディ

Inst_FP0R_DA4(iIOWordOffset := 2,
	iOutChannel0 := iAnalogOut0,
	iOutChannel1 := iAnalogOut1,
	iOutChannel2 := iAnalogOut2,
	iOutChannel3 := iAnalogOut3,
	wOutChannel0_Config := 0,
	wOutChannel1_Config := 0,
	wOutChannel2_Config := 0,
	wOutChannel3_Config := 0,
	bPowerIsOn => bPowerIsOn,
	bConfigIsDone => bConfig_done,
	bErrorChannel0 => bErrorCh0,
	bErrorChannel1 => bErrorCh1,
	bErrorChannel2 => bErrorCh2,
	bErrorChannel3 => bErrorCh3);

最終修正日: 2024-03-11このページに関するフィードバックお問い合わせ窓口