BCD形実数 正接
BCDコードの角度データ(入力s)の TAN を演算します。演算結果(出力d)は、3つの要素を持つ配列にBCD値として格納されます。
入力
角度データが格納されているエリア
出力
結果を3ワードで格納
入力sのBCD値は、0~360度 (16#0~16#360) の範囲で、1度単位で指定します。出力dの結果は、-57.2900~57.2900の範囲となります。演算結果は、以下のように出力されます。
符号(正のとき0、負のとき1)
整数部(0または1)
小数点以下の値を4桁のBCD値として入力 (16#0000~16#9999)
s の入力値がBCDデータでないときON
s の入力値が 0~360度の範囲でないときON
s の入力値がBCDデータでないときON
s の入力値が 0~360度の範囲でないときON
結果が“0”のときON
結果がオーバーフローしたときON
POUヘッダには、このプログラムで使用するすべての入力変数と出力変数を宣言します。 POUヘッダは全プログラム言語で使用できます。
VAR
start: BOOL:=FALSE;
(*activates the function*)
input_value: ARRAY [0..2] OF WORD:=[2(0),16#5000];
(*corresponds to 0.5*)
output_value: WORD:=0;
(*result after a 0->1 leading
edge from start: 16#30
corresponds to 30°*)
END_VAR
この例では、入力変数input_valueが宣言されています。ファンクションの入力ピンに、定数を直接記述することもできます。(例: 89度の場合: 16#89)
変数startがON (TRUE)のとき、このファンクションが実行されます。この例では、input_valueはPOUヘッダの値"16#89"で初期化されます。演算結果は、ARRAY output_valueに格納されます。ARRAY output_valueの最初の要素 = 16# (+符号)となります。2番目の要素は、16#57 (整数部)、3番目の要素は16#2899 (小数部)となります。
BODY
WORKSPACE
NETWORK_LIST_TYPE := NWTYPELD ;
ACTIVE_NETWORK := 0 ;
END_WORKSPACE
NET_WORK
NETWORK_TYPE := NWTYPELD ;
NETWORK_LABEL := ;
NETWORK_TITLE := ;
NETWORK_HEIGHT := 14 ;
NETWORK_BODY
B(B_VARIN,,output,6,1,8,3,);
B(B_VARIN,,input_value,6,2,8,4,);
B(B_VAROUT,,output_value,17,2,19,4,);
B(B_F,F302_BTAN,,8,0,17,4,,?DEN?D@'s'?AENO?Cd);
B(B_COMMENT,,output_value undefinedø^if input_valueø^90° or 270°,25,0,37,3,);
B(B_COMMENT,,output_value[0] = 1ø^if input_valueø^between 91° and 179° orø^between 271° and 359°,25,3,37,7,);
L(1,0,1,14);
END_NETWORK_BODY
END_NET_WORK
END_BODY
IF start THEN
F302_BTAN(input_value, output_value);
END_IF;