F319_ATAN

sで指定された値の逆正接を演算します。演算結果は、角度データ(単位: ラジアン)としてdに格納されます。

パラメータ

入力

s (REAL)

角度(ラジアン)データの実数正接値

出力

d (REAL)

結果を格納する32ビットエリア(格納先)

解説

• dには次の範囲で格納されます: -p/2 (ラジアン) < [d] < p/2 (ラジアン)

• F319_ATAN命令は、割り込みプログラム中で使用することはできません。

• F319_ATAN命令の代わりに、柔軟性の高い命令で、REAL型の変数を扱うことができます。ATAN 逆正接

エラーフラグ

sys_bIsOperationErrorHold (TRUEになり、TRUEを保持)

• 実数以外のデータがsに指定されたとき

sys_bIsOperationErrorNonHold (1回のスキャンに対してTRUE)

• 実数以外のデータがsに指定されたとき

sys_bIsEqual (TRUEになり、TRUEを保持)

結果が"0"と認識されたとき

sys_bIsCarry (1回のスキャンに対してTRUE)

結果がオーバーフローしたときON