F87_ABS

実行条件ENがONのとき、dで指定された符号付16ビットデータの絶対値を求めます。

演算結果は、dに格納されます。符号(＋/－)が変わるデータの処理に利用することができます。

パラメータ

出力

d (WORD, INT, UINT)

絶対値を求めるデータを格納している16ビットエリア

解説

データ型がサポートされている場合、IEC命令のABSの使用をおすすめします。

エラーフラグ

sys_bIsOperationErrorHold (TRUEになり、TRUEを保持)

負の最小値 -32,768 (16#8000)のときON

sys_bIsOperationErrorNonHold (1回のスキャンに対してTRUE)

負の最小値 -32,768 (16#8000)のときON

sys_bIsCarry (1回のスキャンに対してTRUE)

16ビットデータが-1～-32767 (16#FFFF～16#8001)の値のときON