冗長命令
注記
この命令は冗長命令です。次の命令に置き換わっています:EXP
sで指定された実数データの指数(EXP)を演算します。演算結果はdに格納されます。底 (e) を 2.718282 (オイラー数)として演算します。
パラメータ
入力
- s (REAL)
実数入力データ
出力
- d (REAL)
結果を格納する32ビットエリア(格納先)
解説
F321_EXP命令は、F320_LN命令の逆関数です。
F321_EXP命令は、割り込みプログラム中で使用することはできません。
F321_EXP命令の代わりに、柔軟性の高い命令で、REAL型の変数を扱うことができます。EXP
エラーフラグ
- sys_bIsOperationErrorHold (TRUEになり、TRUEを保持)
実数以外のデータがsに指定されたとき
sの値がゼロより小さいときON
- sys_bIsOperationErrorNonHold (1回のスキャンに対してTRUE)
実数以外のデータがsに指定されたとき
sの値がゼロより小さいときON
- sys_bIsEqual (TRUEになり、TRUEを保持)
結果が"0"と認識されたとき
- sys_bIsCarry (1回のスキャンに対してTRUE)
結果がオーバーフローしたときON