セット/リセットの出力
SET: 実行条件が満たされると、出力をONとし、ON状態を保持します。
RST: 実行条件が満たされると、出力をOFFとし、OFF状態を保持します。
SET、RST命令の出力先には、同一の出力コイルを何度でも指定することができます。(チェックを掛けても文法エラー扱いになりません。)
SET、RST命令を使うと、処理実行中ステップ毎に出力が変化します。
部分I/Oリフレッシュ命令(F143_IORF)を使って、実行中の処理結果を出力することもできます。
MC命令の実行中であっても、SET命令の出力先は、その状態を保持します。
RUNモードからPROGモードへの切り替え時や電源OFF時には、SET命令の出力先はリセットされます。ただし、保持型に設定した内部フラグを出力先に指定した場合を除きます。
SET、RST命令の前に、DF命令(またはLD内で立ち上がり検知)を接続すると、信号の立ち上がったときだけ命令が実行されます。
RST命令でフラグをOFFに切り替えられます。
SET、RST命令での各種フラグの使用は、二重出力の扱いにはなりません。
SET、RST命令の出力先として、パルスフラグ(P)を指定することはできません。
アドレスはFPアドレスにより直接割り付けられるので、POUヘッダは不要です。
ラダーダイアグラムでは、入力の立ち上がりは接点で、SET、RESETはコイルで指定します。
BODY
WORKSPACE
NETWORK_LIST_TYPE := NWTYPELD ;
ACTIVE_NETWORK := 0 ;
END_WORKSPACE
NET_WORK
NETWORK_TYPE := NWTYPELD ;
NETWORK_LABEL := ;
NETWORK_TITLE := ;
NETWORK_HEIGHT := 3 ;
NETWORK_BODY
B(B_CONTACT,,X0,4,1,6,3,R);
B(B_COIL,,Y0,10,1,12,3,S);
L(6,2,10,2);
L(1,0,1,3);
L(1,2,4,2);
END_NETWORK_BODY
END_NET_WORK
NET_WORK
NETWORK_TYPE := NWTYPELD ;
NETWORK_LABEL := ;
NETWORK_TITLE := ;
NETWORK_HEIGHT := 3 ;
NETWORK_BODY
B(B_CONTACT,,X1,4,1,6,3,R);
B(B_COIL,,Y1,10,1,12,3,E);
L(1,2,4,2);
L(1,0,1,3);
L(6,2,10,2);
END_NETWORK_BODY
END_NET_WORK
END_BODY
(*TRUE and FALSE are assigned to Y0*)
IF DF(X0) THEN
Y0:= TRUE;
END_IF;
IF DF(X1) THEN
Y0:= FALSE;
END_IF;
インストラクションリストでは、SとRを、SET、RESETとして使用します: