FP_ROR_CARRY

キャリーフラグを含むデータを右に回転

このFP命令は、実行条件ENTRUEのとき、dによって指定されたデータをn_Bitsによって指定されたビット数だけ、右に(下位ビット方向に)回転します。キャリーフラグのデータを含めます。

パラメータ

入力

n_Bits (WORD, INT, UINT)

ビット数

値: 0~255

入出力

d (WORD, DWORD)

回転するデータ

エラーフラグ

sys_bIsOperationErrorHold (TRUEになり、TRUEを保持)

インデックス修飾時にエリアを超えたとき

sys_bIsOperationErrorNonHold (1回のスキャンに対してTRUE)

インデックス修飾時にエリアを超えたとき

sys_bIsCarry (1回のスキャンに対してTRUE)
  • もしd= 16ビットデータであって、n_Bits0または17の倍数の場合、回転は行われず、キャリーフラグは変更されません。
  • もしd= 32ビットデータであって、n_Bits0または33の倍数の場合、回転は行われず、キャリーフラグは変更されません。

POUヘッダ

POUヘッダには、このプログラムで使用するすべての入力変数と出力変数を宣言します。 POUヘッダは全プログラム言語で使用できます。

	VAR
		bStart: BOOL:=FALSE;
			(*activates the function*)
		wRotate_value: WORD:=16#1234;
	END_VAR

LDボディ

変数bStartTRUEにセットされると、このファンクションが実行されます。

BODY
    WORKSPACE
        NETWORK_LIST_TYPE := NWTYPELD ;
        ACTIVE_NETWORK := 0 ;
    END_WORKSPACE
    NET_WORK
        NETWORK_TYPE := NWTYPELD ;
        NETWORK_LABEL :=  ;
        NETWORK_TITLE :=  ;
        NETWORK_HEIGHT := 5 ;
        NETWORK_BODY
B(B_F,FP_ROR_CARRY!,,11,0,20,5,,?DEN?Dn_Bits?Dd?Ad?AENO);
B(B_CONTACT,,bStart,5,1,7,3,);
B(B_VARIN,,4,9,2,11,4,);
B(B_VARIN,,wRotate_value,9,3,11,5,);
L(1,2,5,2);
L(7,2,11,2);
L(1,0,1,5);
        END_NETWORK_BODY
    END_NET_WORK
END_BODY

STボディ

IF DF(start) then
    FP_ROR_CARRY(n_Bits := 4, d := wRotate_value);
END_IF;

最終修正日: 2022-10-18このページに関するフィードバックお問い合わせ窓口