F112_WBSR

16ビットデータレンジのデジット(4ビット)単位の一括右シフト

実行条件ENがONのとき、d1 (先頭)とd2 (終端)で指定された範囲のデータの1デジット(4ビット)を右(下位方向)へシフトします。

パラメータ

出力

d1_Start (WORD, INT, UINT)

シフトする16ビットエリアの先頭アドレス

d2_End (WORD, INT, UINT)

シフトする16ビットエリアの終端アドレス

解説

  • 1デジット(4ビット)を右シフトすると、

    • d1_Startで指定した16ビットデータの下位デジット(ビット0~3)のデータはシフトにより押し出されます。

    • d2_Endで指定した16ビットデータの上位デジット(ビット12~15)のデータは"0"になります。

  • d1_Startd2_Endは、以下のように指定してください:

    • 同じ種類のオペランド

    • d1_Start £ d2_End

  • 変数d1_Startd2_Endは同じデータ型を使用してください。

  1.  (1) 指定範囲
  2.  (2) 下位デジット(ビット0~3)のデータはシフトにより押し出されます
  3.  (3) 上位デジット(ビット12~15)のデータは"0"になります

POUヘッダ

POUヘッダには、このプログラムで使用するすべての入力変数と出力変数を宣言します。 POUヘッダは全プログラム言語で使用できます。

	VAR
		start: BOOL:=FALSE;
			(*activates the function*)
		source_array: ARRAY [0..3] OF WORD:=[16#3456,16#9012,16#5678,16#1234];
			(*result after a 0->1 leading edge
from start: [16#3456,16#8901,
16#4567,16#0123]*)
	END_VAR

POUボディ

変数startFALSEからTRUEになったとき、命令が実行されます。

LDボディ

BODY
    WORKSPACE
        NETWORK_LIST_TYPE := NWTYPELD ;
        ACTIVE_NETWORK := 0 ;
    END_WORKSPACE
    NET_WORK
        NETWORK_TYPE := NWTYPELD ;
        NETWORK_LABEL :=  ;
        NETWORK_TITLE :=  ;
        NETWORK_HEIGHT := 6 ;
        NETWORK_BODY
B(B_VAROUT,,source_array[1],13,3,15,5,);
B(B_VAROUT,,source_array[3],13,4,15,6,);
B(B_CONTACT,,start,2,2,4,4,R);
B(B_F,F111_WSHL!,Instance,6,1,13,6,,?DEN?AENO?Cd1_Start?Cd2_End);
L(1,3,2,3);
L(4,3,6,3);
L(1,0,1,6);
        END_NETWORK_BODY
    END_NET_WORK
END_BODY

STボディ

IF DF(start) then
    F112_WBSR( d1_Start=> source_array[1],
         d2_End=> source_array[3]);
END_IF;

最終修正日: 2019-05-27このページに関するフィードバックお問い合わせ窓口