F113_WBSL

16ビットデータレンジのデジット(4ビット)単位の一括左シフト

実行条件ENがONのとき、d1 (先頭)とd2 (終端)で指定された範囲のデータの1デジット(4ビット)を左(上位方向)へシフトします。

パラメータ

出力

d1_Start (WORD, INT, UINT)

シフトする16ビットエリアの先頭アドレス

d2_End (WORD, INT, UINT)

シフトする16ビットエリアの終端アドレス

解説

  • 1デジット(4ビット)を左シフトすると、

    • d2で指定した16ビットデータの上位デジット(ビット12~15)のデータはシフトにより押し出されます。

    • d1で指定した16ビットデータの下位デジット(ビット0~3)のデータは"0"になります。

  • d1d2は、以下のように指定してください:

    • 同じ種類のオペランド

    • d1 £ d2

  • 変数d1d2は同じデータ型を使用してください。

  1.  (1) 指定範囲
  2.  (2) 上位デジット(ビット12~15)のデータはシフトにより押し出されます
  3.  (3) 下位デジット(ビット0~3)のデータは"0"になります

POUヘッダ

POUヘッダには、このプログラムで使用するすべての入力変数と出力変数を宣言します。 POUヘッダは全プログラム言語で使用できます。

	VAR
		start: BOOL:=FALSE;
			(*activates the function*)
		source_array: ARRAY [0..3] OF WORD:=[16#3456,16#9012,16#5678,16#1234];
			(*result after a 0->1 leading edge
from start: [16#3456,16#0120,
16#6789,16#2345]*)
	END_VAR

POUボディ

変数startFALSEからTRUEになったとき、命令が実行されます。

LDボディ

BODY
    WORKSPACE
        NETWORK_LIST_TYPE := NWTYPELD ;
        ACTIVE_NETWORK := 0 ;
    END_WORKSPACE
    NET_WORK
        NETWORK_TYPE := NWTYPELD ;
        NETWORK_LABEL :=  ;
        NETWORK_TITLE :=  ;
        NETWORK_HEIGHT := 7 ;
        NETWORK_BODY
B(B_VAROUT,,source_array[1],13,3,15,5,);
B(B_VAROUT,,source_array[3],13,4,15,6,);
B(B_CONTACT,,start,2,2,4,4,R);
B(B_F,F112_WBSR!,Instance,6,1,13,6,,?DEN?AENO?Cd1_Start?Cd2_End);
L(1,3,2,3);
L(4,3,6,3);
L(1,0,1,7);
        END_NETWORK_BODY
    END_NET_WORK
END_BODY

STボディ

IF DF(start) then
    F112_WBSR( d1_Start=> source_array[1],
         d2_End=> source_array[3]);
END_IF;

ILボディ

LD

start

(* EN = start; Starting signal for the F113_WBSL function. *)

F113_WBSL

source_array[1],

(* d1 = source_array[1] (destination1) *)

source_array[3]

(* d2 = source_array[3] (destination2) *)

ST

out

(* option *)

最終修正日: 2019-05-27このページに関するフィードバックお問い合わせ窓口