冗長命令
この命令は冗長F命令です。次の命令に置き換わっています:FP_ROR_CARRY
実行条件ENがONのとき、dで指定された16ビットデータのnビット分を、キャリーフラグのデータ込みで右回転します。
入力
回転するビット数
出力
16ビットエリア
F命令を使用する代わりに、対応するFP7命令を使用することをおすすめします。FP_ROR_CARRY キャリーフラグを含むデータを右に回転FP_ROR_CARRY
下図は、1ビットの右回転の例を示します。nビットの右回転をキャリーフラグデータ込みで行うと、
n-1ビット(ビット0からn番目のビット)のデータが、システム変数sys_bIsCarry (キャリーフラグ)に転送されます。
ビット0からnビット分が右へ押し出され、キャリーフラグデータとビット0からn-1ビット分が、dで指定された16ビットデータの上位ビットに移動します。