FP_EVENTS_OPERATION_TIME

ビットの稼働時間のカウント

このFP命令は、先頭アドレスs1_Startとビット数n_Bitsで指定された、データエリアの個々のビットのTRUE状態の期間を計測します。結果はd_Startを先頭とするn_Bits*2ワードのエリアに格納されます。稼働時間は秒単位で表示されます。

パラメータ

入力

s1_Start (WORD, INT, UINT)

計数されるデータエリアの先頭アドレス

データ型のサイズは、以下の式によって決まります。

整数で除算された結果、小数となる桁は削除されます。

  • n_Bits 1から16まで=> サイズは1ワード

  • n_Bits 17から32まで=> サイズは2ワード...

s2_WorkArea (WORD, INT, UINT)

ワークエリアの先頭アドレス。サイズはs1_Startのサイズに一致させる必要があります。

n_Bits (INT, DINT, UINT, UDINT)

ビット数(指定可能範囲: 1~65535)

出力

d_Start (WORD, INT, UINT)

データ型DINTまたはUDINTの最小n_Bitsの要素で構成される、計数結果を格納するデータエリアの先頭アドレス。このデータエリアを適用するには、命令Adr_Of_Var_I (LD/FBD)またはAdr_Of_Var (ST)を使用してください。

エラーフラグ

sys_bIsOperationErrorHold (TRUEになり、TRUEを保持)
  • インデックス修飾時にエリアを超えたとき
  • d_Starts1_Start、またはs2_WorkAreaが範囲外であるとき
sys_bIsOperationErrorNonHold (1回のスキャンに対してTRUE)
  • インデックス修飾時にエリアを超えたとき
  • d_Starts1_Start、またはs2_WorkAreaが範囲外であるとき

POUヘッダ

POUヘッダには、このプログラムで使用するすべての入力変数と出力変数を宣言します。 POUヘッダは全プログラム言語で使用できます。

	VAR
		bStart: BOOL:=FALSE;
		iTestIndex: INT:=0;
		iWorkAreaTime: INT:=0;
		arrOpTimeEvents: ARRAY [0..5] of dint:=[6(0)];
	END_VAR

POUボディ

変数bStartTRUEにセットされると、このファンクションが実行されます。

LDボディ

BODY
    WORKSPACE
        NETWORK_LIST_TYPE := NWTYPELD ;
        ACTIVE_NETWORK := 0 ;
    END_WORKSPACE
    NET_WORK
        NETWORK_TYPE := NWTYPELD ;
        NETWORK_LABEL :=  ;
        NETWORK_TITLE :=  ;
        NETWORK_HEIGHT := 6 ;
        NETWORK_BODY
B(B_F,FP_EVENTS_OPERATION_TIME!,,12,0,27,6,,?DEN?Ds1_Start?Ds2_WorkArea?Dn_Bits?AENO?Cd_Start);
B(B_VARIN,,iWorkAreaTime,10,3,12,5,);
B(B_VARIN,,6,10,4,12,6,);
B(B_VAROUT,,arrOpTimeEvents[0],37,2,39,4,);
B(B_CONTACT,,bStart,3,1,5,3,);
B(B_VARIN,,iTestIndex,10,2,12,4,);
B(B_F,Adr_Of_Var_O!,,28,2,36,4,,?D?C);
L(1,2,3,2);
L(5,2,12,2);
L(27,3,28,3);
L(36,3,37,3);
L(1,0,1,6);
        END_NETWORK_BODY
    END_NET_WORK
END_BODY

STボディ

IF (bStart) then
    FP_EVENTS_OPERATION_TIME(s1_Start := iTestIndex,
                             s2_WorkArea := iWorkAreaTime,
                             n_Bits := 6,
                             d_Start => Adr_Of_Var(arrOpTimeEvents[0]));
END_IF;

最終修正日: 2019-05-27このページに関するフィードバックお問い合わせ窓口