FP_TEST_BIT

ビットテスト

このFP命令は、実行条件ENがONのとき、sで指定された入力値内のビット位置n_Posの状態1 (TRUE)または0 (FALSE)をチェックします。結果はdに格納されます。

パラメータ

入力

s(WORD)

入力値

n_Pos (INT, DINT, UINT, UDINT)

チェックするビット位置を10進数で指定します(許容範囲: 0~15)

出力

d(BOOL)

ビット位置の状態

解説

指定されたビットは、システム変数sys_bIsEqualによってチェックされます。

  • 指定されたビットが0 (OFF)のとき、sys_bIsEqual (フラグ)がONになります。

  • 指定されたビットが1 (ON)のとき、sys_bIsEqual (フラグ)がOFFになります。

エラーフラグ

sys_bIsOperationErrorHold (TRUEになり、TRUEを保持)
  • インデックス修飾時にエリアを超えたとき
sys_bIsOperationErrorNonHold (1回のスキャンに対してTRUE)
  • インデックス修飾時にエリアを超えたとき

POUヘッダ

POUヘッダには、このプログラムで使用するすべての入力変数と出力変数を宣言します。 POUヘッダは全プログラム言語で使用できます。

	VAR
		bStart: BOOL:=FALSE;
			(*activates the function*)
		bBit0_is_TRUE: BOOL:=FALSE;
			(*TRUE if bit LSB of input value is TRUE else FALSE*)
		wValue: WORD:=2#101;
			(*input value*)
	END_VAR

POUボディ

変数bStartTRUEにセットされると、このファンクションが実行されます。

LDボディ

BODY
    WORKSPACE
        NETWORK_LIST_TYPE := NWTYPELD ;
        ACTIVE_NETWORK := 0 ;
    END_WORKSPACE
    NET_WORK
        NETWORK_TYPE := NWTYPELD ;
        NETWORK_LABEL :=  ;
        NETWORK_TITLE :=  ;
        NETWORK_HEIGHT := 7 ;
        NETWORK_BODY
B(B_CONTACT,,bStart,4,2,6,4,);
B(B_F,FP_TEST_BIT!,,9,1,17,6,,?DEN?D@'s'?Dn_Pos?AENO?Cd);
B(B_VARIN,,wValue,7,3,9,5,);
B(B_VARIN,,0,7,4,9,6,);
B(B_VAROUT,,bBit0_is_TRUE,17,3,19,5,);
L(1,3,4,3);
L(6,3,9,3);
L(1,0,1,7);
        END_NETWORK_BODY
    END_NET_WORK
END_BODY

STボディ

IF bStart then
    FP_TEST_BIT(s := wValue, n_Pos := 0, d => bBit0_is_TRUE);
END_IF;

最終修正日: 2019-05-27このページに関するフィードバックお問い合わせ窓口