F153_RMWT

子局へのデータの書き込み

この命令は、MEWNET-F子局の指定された高機能ユニットにデータを書き込みます。

パラメータ

入力

s1_Control (DWORD)

マスター/スレーブコンフィグレーションのコントロールデータを格納します

s2_Start (WORD, INT, UINT)

ワードが読み取られるCPUの先頭16ビットエリア

n_Number (INT)

読み出してスレーブユニットに書き込むワード数(最大32ワード)

d_Start (WORD, INT, UINT)

ワードが書き込まれる高機能ユニット内の先頭メモリアドレス番号

変数s2_Startd_Startは同じデータ型を使用してください。

解説

F152_RMRDをご参照ください

s1_Controlは、ネットワークのマスターおよびスレーブユニットのコンフィグレーションのコントロールデータを格納します。nワード(s2_Startで指定されるCPUのアドレスから始まる)は、d_Startで指定される共有メモリアドレス番号から始まるスレーブユニットの高機能ユニットに書き込まれます。

s1_Controlの仕様:

  1.  (1) s1上位ワード
  2.  (2) ビット
  3.  (3) s1上位ワード
  4.  (4) バンク番号(16#00–16#FF指定するバンクがある場合、それ以外は16#00)
  5.  (5) スロット番号(16#00–16#1F、FP3: 16#00–16#17)
  6.  (6) s1下位ワード
  7.  (7) s1下位ワード
  8.  (8) 親局番号(16#01–16#04)
  9.  (9) 子局番号(16#01–16#20)
ヒント

バンクのある高機能ユニット:FP3拡張データメモリユニット

ご注文品番:AFP32091 AFP32092

エラーフラグ

sys_bIsOperationErrorHold (TRUEになり、TRUEを保持)
  • コントロールデータs1_Controlが指定範囲外の場合

  • MEWNET-Fマスターユニットが見つからない場合

  • 読み出すデータがs2_Startのエリアを超える場合

sys_bIsOperationErrorNonHold (1回のスキャンに対してTRUE)
  • コントロールデータs1_Controlが指定範囲外の場合

  • MEWNET-Fマスターユニットが見つからない場合

  • 読み出すデータがs2_Startのエリアを超える場合

POUヘッダ

POUヘッダには、このプログラムで使用するすべての入力変数と出力変数を宣言します。POUヘッダは全プログラム言語で使用できます。

  1.  (1) 親局1
  2.  (2) 高機能ユニット(共有メモリ)
  3.  (3) コントロールデータ = 16#A0105
	VAR
		Start: BOOL:=FALSE;
		ControlData: DWORD:=16#2020A;
			(*No bank, 
slot no. 2, 
Master station 2, 
Slave station 10*)
		StartingAddress: WORD:=30;
		NoWordsWrite: INT:=10;
		WordsWritten: ARRAY [0..14] OF WORD:=[15(0)];
	END_VAR

LDボディ

BODY
    WORKSPACE
        NETWORK_LIST_TYPE := NWTYPELD ;
        ACTIVE_NETWORK := 0 ;
    END_WORKSPACE
    NET_WORK
        NETWORK_TYPE := NWTYPELD ;
        NETWORK_LABEL :=  ;
        NETWORK_TITLE :=  ;
        NETWORK_HEIGHT := 7 ;
        NETWORK_BODY
B(B_F,F153_RMWT,,10,0,19,7,,?DEN?D@'s1'?Ds2?Dn?Dd?AENO);
B(B_CONTACT,,Start,4,1,6,3,);
B(B_VARIN,,ControlData,8,2,10,4,);
B(B_VARIN,,StartingAddress,8,3,10,5,);
B(B_VARIN,,NoWordsWrite,8,4,10,6,);
B(B_VARIN,,WordsWritten[0],8,5,10,7,);
L(1,0,1,7);
L(1,2,4,2);
L(6,2,10,2);
        END_NETWORK_BODY
    END_NET_WORK
END_BODY

最終修正日: 2024-03-07このページに関するフィードバックお問い合わせ窓口