IsF145F146Error

「F145/F146エラー」フラグの確認

この命令は、「F145/F146エラー」フラグの値を返します。F145またはF146命令の実行がエラーで終了した場合にTRUEになります。

パラメータ

入力

Port (WORD, INT, UINT)

通信ポート:1.2

解説

「F145/F146エラー」フラグの確認

"F145/F146エラー"フラグを確認し、転送が正常に完了したか、あるいはエラーが発生したかどうかをチェックします。フラグは、以下の命令またはシステム変数のいずれかを使って確認することができます。

  • IsF145F146Error

  • sys_bIsComPort1F145F146Error

  • sys_bIsComPort2F145F146Error

通信ポートがマスターファンクションをサポートしていない場合、フラグは常にFALSEになります。

F145/F146エラーコードの確認

転送がエラーを発生して終了した場合には、これらのシステム変数にエラーコードが含まれます。

  • sys_wComPort1F145F146ErrorCode

  • sys_bIsComPort2F145F146ErrorCode

詳細については、エラーコードをご参照ください。エラーコードが16#73のときは、通信タイムアウトエラーが発生しています。タイムアウトの長さは、システムレジスタ32を使用して、10.0ミリ秒~81.9秒(10ms単位)から設定できます。初期値は10sです。

POUヘッダ

POUヘッダには、このプログラムで使用するすべての入力変数と出力変数を宣言します。 POUヘッダは全プログラム言語で使用できます。

	VAR
		iPort: INT:=0;
		bF145F146: BOOL:=FALSE;
	END_VAR

LDボディ

BODY
    WORKSPACE
        NETWORK_LIST_TYPE := NWTYPELD ;
        ACTIVE_NETWORK := 0 ;
    END_WORKSPACE
    NET_WORK
        NETWORK_TYPE := NWTYPELD ;
        NETWORK_LABEL :=  ;
        NETWORK_TITLE :=  ;
        NETWORK_HEIGHT := 5 ;
        NETWORK_BODY
B(B_F,IsF145F146Error!,,5,1,14,4,,?DPort?C);
B(B_VARIN,,iPort,3,2,5,4,);
B(B_VAROUT,,bF145F146,14,2,16,4,);
L(1,0,1,5);
        END_NETWORK_BODY
    END_NET_WORK
END_BODY

STボディ

bF145F146Error:=IsF145F146Error(Port := iPort);

最終修正日: 2022-04-25このページに関するフィードバックお問い合わせ窓口