冗長命令
この命令は冗長F命令です。次の命令に置き換わっています:EQ
実行条件ENがONのとき、s1とs2で指定された32ビットデータを比較します。比較演算結果は、 システム変数sys_bIsGreaterThan (> フラグ)、sys_bIsEqual (= フラグ)、sys_bIsLessThan (< フラグ)、sys_bIsCarry (キャリーフラグ)に格納されます。
入力
32ビットデータエリア
必要なデータ型がサポートされている場合、比較命令のIEC命令の使用をおすすめします。
変数s1とs2は同じデータ型としてください。
データ | s1とs2の比較 | フラグ |
|||
sys_bIsGreaterThan (>フラグ) | sys_bIsEqual (=フラグ) | sys_bIsLessThan (<フラグ) | sys_bIsCarry (carry-flag) | ||
符号付 32ビットデータ |
s1<s2 |
オフ | オフ | オン | # |
s1=s2 |
オフ | オン | オフ | オフ | |
s1>s2 |
オン | オフ | オフ | # |
|
符号なし 32ビットデータ |
s1<s2 |
# |
オフ | # |
オン |
s1=s2 |
オフ | オン | オフ | オフ | |
s1>s2 |
# |
オフ | # |
オフ |
#は、条件によりONまたはOFFになります。