F64_BCMP

ブロック一致検出

実行条件ENがONのとき、s2_Startで指定されたデータブロックの内容と、s3_Startで指定されたデータブロックの内容を、s1_Controlで指定された内容に従って比較します。

パラメータ

入力

s1_Control (WORD)

比較するビット位置とビット数を指定するコントロールデータ

s2_Start (WORD, INT, UINT)

s3_Startと比較される16ビットデータブロックの開始エリア

s3_Start (WORD, INT, UINT)

s2_Startと比較される16ビットデータブロックの開始エリア

解説

制御コードs2_Controlの指定s1_Control

1

比較するバイト数

範囲: 16#01~16#99 (BCD)

2

s2_Startで指定されたデータブロックの先頭

1: 上位バイトから開始

0: 下位バイトから開始

3

s3_Startで指定されたデータブロックの先頭

1: 上位バイトから開始

0: 下位バイトから開始

比較演算結果は、特殊内部フラグR900Bに格納されます。s2_Start=s3_Startのとき、特殊内部フラグがONになります。

比較命令で使用されるフラグsys_bIsEqualは、比較を実行する毎に更新されます。R900Bを使用するプログラムは、F64_BCMPの直後にプログラムしてください 。

変数s1s2は同じデータ型としてください。

POUヘッダ

POUヘッダには、このプログラムで使用するすべての入力変数と出力変数を宣言します。 POUヘッダは全プログラム言語で使用できます。

	VAR
		start: BOOL:=FALSE;
			(*activates the function*)
		ControlCode: WORD:=16#1106;
			(*s2 starting from upper byte
s3 starting from upper byte
compare 6 bytes*)
		DataBlock1: ARRAY [0..5] OF INT:=[6(1234)];
		DataBlock2: ARRAY [0..5] OF INT:=[6(1234)];
		equal_block: BOOL:=FALSE;
	END_VAR

POUボディ

変数startがON (TRUE)のとき、このファンクションが実行されます。

LDボディ

BODY
    WORKSPACE
        NETWORK_LIST_TYPE := NWTYPELD ;
        ACTIVE_NETWORK := 0 ;
    END_WORKSPACE
    NET_WORK
        NETWORK_TYPE := NWTYPELD ;
        NETWORK_LABEL :=  ;
        NETWORK_TITLE :=  ;
        NETWORK_HEIGHT := 6 ;
        NETWORK_BODY
B(B_CONTACT,,start,4,1,6,3,);
B(B_F,F64_BCMP!,Instance,10,0,18,6,,?DEN?Ds1_Control?Ds2_Start?Ds3_Start?AENO);
B(B_VARIN,,ControlCode,8,2,10,4,);
B(B_VARIN,,DataBlock1[0],8,3,10,5,);
B(B_VARIN,,DataBlock2[0],8,4,10,6,);
L(1,2,4,2);
L(6,2,10,2);
L(1,0,1,6);
        END_NETWORK_BODY
    END_NET_WORK
END_BODY

STボディ

IF start then
    F64_BCMP( s1_Control:= ControlCode,
         s2_Start:= DataBlock1[0],
         s3_Start:= DataBlock2[0]);
END_IF;

ILボディ

最終修正日: 2019-07-24このページに関するフィードバックお問い合わせ窓口