冗長命令
この命令は冗長F命令です。次の命令に置き換わっています:EQ
s1で指定された実数データ(浮動小数点形データ)と、s2で指定された実数データ(浮動小数点形データ)を比較します。比較判定結果は、特殊内部フラグR9009、R900A~R900Cに格納されます。
入力
s2と比較する実数データ
s1と比較する実数データ
F345_FCMP 命令は、割り込みプログラム中で使用することはできません。
F345_FCMPの代わりに、 柔軟性の高い命令、、、、、で、REAL型の変数を扱うことができます。
キャリーフラグ(R9009)、>フラグ(R900A)、=フラグ(R900B)、<フラグ(R900C)は、s1、s2の大小により、下表のようになります。
s1とs2の比較 |
フラグ |
|||
---|---|---|---|---|
sys_bIsGreaterThan (>フラグ) | sys_bIsEqual (=フラグ) | sys_bIsLessThan (<フラグ) | sys_bIsCarry (carry-flag) | |
s1 < s2 |
OFF |
OFF |
ON |
* |
s1 = s2 |
OFF |
ON |
OFF |
OFF |
s1 > s2 |
ON |
OFF |
OFF |
* |
*は条件によりONまたはOFFになります。
実数以外のデータがs1、s2に指定されたときON
実数以外のデータがs1、s2に指定されたときON