REAL型またはLREAL型入力変数のDINT型への変換(小数点以下切り捨て)
TRUNC_TO_DINT命令は、REAL, LREAL型の数値の小数点以下を切り捨て、DOUBLE INTEGER型の出力変数を転送します。
小数点以下を切り捨てることで、正数は0方向に減少し、負数は0方向に増加します。
約 7桁の分解能までの実数が採用され、それ以上の情報は失われます。
入力
入力データ型
出力
変換結果
入力変数がREAL型でないとき
出力変数が32ビットDINT型よりも大きいとき
出力変数が0のとき
POUヘッダには、このプログラムで使用するすべての入力変数と出力変数を宣言します。 POUヘッダは全プログラム言語で使用できます。
VAR
REAL_value: TRUNC;
DINT_value: DINT:=0;
END_VAR
この例では、変数を使用しています。入力変数の代わりに、定数を使用することもできます。
REAL_valueの小数点以下が切り捨てられます。resultは、32ビットDINT型としてDINT_valueに格納されます。
BODY
WORKSPACE
NETWORK_LIST_TYPE := NWTYPELD ;
ACTIVE_NETWORK := 0 ;
END_WORKSPACE
NET_WORK
NETWORK_TYPE := NWTYPELD ;
NETWORK_LABEL := ;
NETWORK_TITLE := ;
NETWORK_HEIGHT := 2 ;
NETWORK_BODY
B(B_F,TRUNC_TO_DINT!,Instance,10,0,19,2,,?D?C);
B(B_VARIN,,REAL_value,8,0,10,2,);
B(B_VAROUT,,DINT_value,19,0,21,2,);
L(1,0,1,2);
END_NETWORK_BODY
END_NET_WORK
END_BODY
DINT_value:=TRUNC_TO_DINT(REAL_value);
LD |
REAL_value |
TRUNC_TO_DINT |
|
ST |
DINT_value |