FP_DIVIDE_BYTES

バイト単位の分離

このFP命令は、sで指定された入力値をn_Bytesで指定されたバイト数に分離し、d_Startを先頭とするアドレスから格納します。

パラメータ

入力

s (BOOL, WORD, DWORD)

入力値

n_Bytes (INT, DINT, UINT, UDINT)
  • 割り振るバイト数、範囲: 0-65535

  • n_Bytes=0の場合には、命令は実行されません

出力

d_Start (WORD)

結果を格納するデータエリアの先頭アドレスサイズはn_Bits * 2 ワード

エラーフラグ

sys_bIsOperationErrorHold (TRUEになり、TRUEを保持)
  • インデックス修飾時にエリアを超えたとき

  • n_Bytesの値が範囲外であるとき

  • n_Bytesの値により、結果がd_Startで指定したデータエリアを超えるとき

sys_bIsOperationErrorNonHold (1回のスキャンに対してTRUE)
  • インデックス修飾時にエリアを超えたとき

  • n_Bytesの値が範囲外であるとき

  • n_Bytesの値により、結果がd_Startで指定したデータエリアを超えるとき

16#C405F134に等しいビットデータは4バイトに分解されます。

  1.  (1) オフセット 0
  2.  (2) オフセット 1
  3.  (3) オフセット 2
  4.  (4) オフセット 3

POUヘッダ

POUヘッダには、このプログラムで使用するすべての入力変数と出力変数を宣言します。 POUヘッダは全プログラム言語で使用できます。

	VAR
		bStart: BOOL:=FALSE;
		dwSourceData: DWORD:=16#C405F134;
		iNumberOfBytes: INT:=4;
		wResult: WORD:=0;
	END_VAR

POUボディ

変数bStartTRUEにセットされると、このファンクションが実行されます。

LDボディ

BODY
    WORKSPACE
        NETWORK_LIST_TYPE := NWTYPELD ;
        ACTIVE_NETWORK := 0 ;
    END_WORKSPACE
    NET_WORK
        NETWORK_TYPE := NWTYPELD ;
        NETWORK_LABEL :=  ;
        NETWORK_TITLE :=  ;
        NETWORK_HEIGHT := 6 ;
        NETWORK_BODY
B(B_F,FP_DIVIDE_BYTES!,,14,1,24,6,,?DEN?D@'s'?Dn_Bytes?AENO?Cd_Start);
B(B_VARIN,,dwSourceData,12,3,14,5,);
B(B_VARIN,,iNumberOfBytes,12,4,14,6,);
B(B_VAROUT,,wResult,24,3,26,5,);
B(B_CONTACT,,bStart,5,2,7,4,);
L(7,3,14,3);
L(1,3,5,3);
L(1,0,1,6);
        END_NETWORK_BODY
    END_NET_WORK
END_BODY

STボディ

IF (bStart) then
    FP_DIVIDE_BYTES(s := dwSourceData,
                    n_Bytes := iNumberOfBytes,
                    d_Start => wResult);
END_IF;

最終修正日: 2019-10-11このページに関するフィードバックお問い合わせ窓口