FP_WORD_TO_BITCOLUMN

ビット行 -> ビット列変換

このFP命令は、入力sで与えられた値からビット列を作成し、d_Startで指定されたアドレスに格納します。d_Startで指定された列のビット位置は、入力n_Posで指定されます(範囲1~15)。この命令は、FP_BITCOLUMN_TO_WORD命令を逆にしたものです。

パラメータ

入力

s (WORD)

入力値

n_Pos (WORD, INT, UINT)

ビット位置(範囲0~15)

出力

d_Start (WORD)

結果を格納するデータエリアの先頭アドレスサイズはn_Bits * 2 ワード; 指定されたビット列のみ書き替えられます。

エラーフラグ

sys_bIsOperationErrorHold (TRUEになり、TRUEを保持)
  • インデックス修飾時にエリアを超えたとき

  • 0 ³ n_Pos > 15

  • s_Startが範囲外であるとき

sys_bIsOperationErrorNonHold (1回のスキャンに対してTRUE)
  • インデックス修飾時にエリアを超えたとき

  • 0 ³ n_Pos > 15

  • s_Startが範囲外であるとき

POUヘッダ

POUヘッダには、このプログラムで使用するすべての入力変数と出力変数を宣言します。 POUヘッダは全プログラム言語で使用できます。

	VAR
		bStart: BOOL:=FALSE;
			(*activates the function*)
		wBit_combination: WORD:=16#51D9;
		iPosition: INT:=10;
			(*specifies the position
of the column*)
	END_VAR

POUボディ

変数bStartTRUEにセットされると、このファンクションが実行されます。入力sで指定されたビット行0101 0001 1101 1001DT10を先頭とするデータのビット位置10に出力されます。

LDボディ

BODY
    WORKSPACE
        NETWORK_LIST_TYPE := NWTYPELD ;
        ACTIVE_NETWORK := 0 ;
    END_WORKSPACE
    NET_WORK
        NETWORK_TYPE := NWTYPELD ;
        NETWORK_LABEL :=  ;
        NETWORK_TITLE :=  ;
        NETWORK_HEIGHT := 6 ;
        NETWORK_BODY
B(B_F,FP_WORD_TO_BITCOLUMN!,,16,0,29,5,,?DEN?D@'s'?Dn_Pos?AENO?Cd_Start);
B(B_CONTACT,,bStart,7,1,9,3,);
B(B_VARIN,,wBit_combination,14,2,16,4,);
B(B_VARIN,,iPosition,14,3,16,5,);
B(B_VAROUT,,DT10,29,2,31,4,);
L(9,2,16,2);
L(1,2,7,2);
L(1,0,1,6);
        END_NETWORK_BODY
    END_NET_WORK
END_BODY

STボディ

IF (bStart) then
    FP_WORD_TO_BITCOLUMN(s := wBit_combination, n_Pos := 10, d_Start => DT10);
END_IF;

最終修正日: 2019-08-01このページに関するフィードバックお問い合わせ窓口