FP_MOVE_BITS

ビットデータ転送

このFP命令は、実行条件ENTRUEのとき、s1_Starts2_Endで指定したビットデータエリアのビットデータを、d_Startによって指定したビットデータエリアから始まるビットデータブロックに転送します。

パラメータ

入力

s1_Start (BOOL)

転送元ビットデータエリアの先頭アドレス

s2_End (BOOL)

転送元ビットデータエリアの最終アドレス

出力

d_Start (BOOL)

転送先ビットデータエリアの先頭アドレス

解説

  • 入力変数と出力変数は同じデータ型を使用してください。

  • オペランドs1_Starts2_Endは、以下のように指定してください。

    • 同じメモリエリア、例) DT、WR、FL、LD ...

    • s1_Start £ s2_End

エラーフラグ

sys_bIsOperationErrorHold (TRUEになり、TRUEを保持)
  • インデックス修飾時にエリアを超えたとき
sys_bIsOperationErrorNonHold (1回のスキャンに対してTRUE)
  • s1_Start > s2_Endのとき

グローバル変数リスト

グローバル変数リストでは、プロジェクト内のすべてのPOUからアクセスできる変数を宣言します。

POUヘッダ

POUヘッダには、このプログラムで使用するすべての入力変数と出力変数を宣言します。POUヘッダは全プログラム言語で使用できます。

	VAR
		bStart: BOOL:=FALSE;
			(*activates the function*)
	END_VAR
	VAR_EXTERNAL
		bStartAddress: BOOL:=FALSE;
		bEndAddress: BOOL:=FALSE;
		bTargetAddress: BOOL:=FALSE;
	END_VAR

POUボディ

変数bStartTRUEにセットされると、このファンクションが実行されます。

ビットX1~X8を指定エリアYD~Y14に転送します。

LDボディ

BODY
    WORKSPACE
        NETWORK_LIST_TYPE := NWTYPELD ;
        ACTIVE_NETWORK := 0 ;
    END_WORKSPACE
    NET_WORK
        NETWORK_TYPE := NWTYPELD ;
        NETWORK_LABEL :=  ;
        NETWORK_TITLE :=  ;
        NETWORK_HEIGHT := 6 ;
        NETWORK_BODY
B(B_F,FP_MOVE_BITS!,,13,1,22,6,,?DEN?Ds1_Start?Ds2_End?AENO?Cd_Start);
B(B_CONTACT,,bStart,6,2,8,4,);
B(B_VARIN,,bStartAddress,11,3,13,5,);
B(B_VARIN,,bEndAddress,11,4,13,6,);
B(B_VAROUT,,bTargetAddress,22,3,24,5,);
L(1,3,6,3);
L(8,3,13,3);
L(1,0,1,6);
        END_NETWORK_BODY
    END_NET_WORK
END_BODY

STボディ

If (bStart) then
    FP_MOVE_BITS(s1_Start := bStartAddress, s2_End := bEndAdress, d_Start => bTargetAddress);
End_if;

最終修正日: 2020-02-12このページに関するフィードバックお問い合わせ窓口